フルエタニティリング
リングの全周に宝石が飾られているタイプは「フルエタニティ」と呼ばれ、エタニティリングと言えば通常はこちらのことです。
華やかなデザインですが、派手すぎないのでどんな服にも合わせられるのが特徴。
リングの幅が均一なので、日常生活をする分には邪魔になりにくく、マリッジリングと重ね付けする人も多いようです。また、全周同じデザインなので、指輪が動いてしまっても直す必要はありません。
ハーフエタニティリング
フルエタニティに対し、リングの半周だけ飾られているタイプは「ハーフエタニティ」と呼ばれています。
ハーフエタニティはフルエタニティに比べ、宝石が少ない分価格が安く、サイズ直しなどの修理が簡単に行えます。中には半周だけのデザイン自体が好きな人もいるので、好みのタイプのデザインを探してみてくださいね。
購入する上で気を付けたい注意点
エタニティリングは、宝石が沢山埋め込まれている分、金属部分が少なく耐久性に不安があります。また、宝石の留め方が甘いと、引っかかったりぶつけたりした衝撃で外れてしまう可能性があります。
さらにリングの高さにも気を付けましょう。宝石が外側に出っ張っていると、引っかかりやすくなってしまいます。デザインを重視しすぎると、耐久性に問題が出てくるということを頭に入れておきましょう。
指輪を選ぶ際は、次の項目をおさえておくと良いでしょう。
- 引っかかりやすい形になってないか
- しっかりと石留めが行われているか
- 地金の厚みは充分か
エタニティリングは、デザインや使用する地金・宝石によって色々な使い方ができます。
普段付けていたいなら比較的シンプルなデザインにし、宝石は無色のダイヤモンドが良いでしょう。
パーティやお出かけ用にだけ付けるのであれば、特徴的なデザインやカラフルな宝石を選んでも色々と楽しめます。
プレゼントする場合は、パートナーがどういう時に使える指輪が欲しいか、事前にリサーチしておくと失敗しないかもしれませんね。
結婚記念日というのは夫婦にとって大切な日。プレゼント選びで悩んだら、エタニティリングを贈ってみてはいかがでしょうか。きっと喜んでくれると思います。
ブライダルデー推進室(まるこ)
元ウェディングプランナー。プランナーとして携わったお客様は約1500組。プランナー業務以外でも、ウェディングドレスや靴のデザインをはじめ店舗のデザイン等にも携わり、国内・海外に3店舗のドレスショップの立ち上げ経験を持つ。自分自身の結婚を機に「結婚をした後の生活」や毎年訪れるブライダルデーを「もっと素敵な1日にすることができないだろうか」と考えるようになる。今はブライダルデー通じて、日本中の夫婦の幸せ向上をしたいと思っている。