二人の結婚記念日を祝ってくれる人がいることに感動!
お互いに仕事で忙しく、すれ違いが多かったため、結婚記念日には自宅でゆっくり一緒に食事をしようということに決めていました。素敵なレストランでディナーもいいですが、二人にとっては自宅でくつろぐのが一番気楽で居心地がよかったのです。
仕事を早く切り上げて帰宅してみると、夫が夕食の材料の買い物を済ませて調理にとりかかってくれていた事が、私にとっては何よりの結婚記念日のプレゼントでした。
私も調理に加わりテーブルセッティングをしていると、チャイムがなり、宅配便で荷物が届きました。宅配便で届けられたのは大きめの箱で、「商品名は生花」と書いてありました。夫も驚いた様子だったので、夫が手配したものではなさそうです。
差出人を見てみると、私の母の名前が書いてありました。仕事の忙しさもあって両親にしばらく連絡をとっていなかったので、突然の贈り物に驚きました。中身は鉢植えの胡蝶蘭で、夫宛てに母からの手紙が添えられていました。
「今日は結婚記念日ですね。ふつつかな娘ですが今日まで1年間我慢してくれてありがとう。
家事が得意ではないので不自由なことがあるかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いします。」
母の手紙にはこのような内容が書かれていました。
飾らない言葉で綴られた短い手紙でしたが、娘の私を遠くから黙って見守ってくれていたことが伝わってきます。娘と共に生活してくれている夫に、母としての感謝の気持ちを伝えようと、生花と手紙を届けてくれたのだと思うと胸がいっぱいになりました。夫は、母が娘の性格をよくわかったうえで夫を気づかってくれていることに、感動していました。
結婚してしばらくは、新しい生活に慣れることや嬉しさや楽しさで、自分たちのことを考えるのに精一杯になってしまいます。母からの思いがけない結婚記念日のプレゼントで、私たち夫婦が仲良く暮らしているかをこの1年祈るように案じてくれていたんだな、と気づかされました。
結婚記念日を迎えられたことは、親孝行をしていることにも繋がるのかな、とも思いました。
誰かと一緒に生活を共にすることはお互いの歩み寄りが必要です。
母から贈られた胡蝶蘭を見るたびに、「頑張れ」と励まされているように感じることがあります。時には、「ちょっと反省してごらん」と語りかけられているように思うことも。
自分たち夫婦の幸せを願って見守られていることを実感できて感動した結婚記念日になりました。

SORA
ビーズワークや天然石を使ったアクセサリーづくりが大好きな主婦です。最近のお気に入りは、ホームベーカリーを使ったパウンドケーキ作り♪カルディでお買い物したドライフルーツを入れてアレンジを楽しんでいます。