【ポイント①】
スケジュールはキッチリ決めたいけど、詰め込み過ぎには要注意
大人同士の旅行でも、旅行のスケジュールは事前に組んでいくのが安心への第一歩。
特に、子どもと一緒に行動するとなるとトイレやぐずりなど色んなことに時間がかかるため、かなり余裕をもったスケジューリングが大切です。
テーマパークや博物館、お店など、時間が限られているものはきちんと調べておき、もしも計画通りに遊べなかった場合の振替パターンも用意できると心強いでしょう。
しかし、ここで大切なのはタイトすぎるスケジュールを組まないこと。
特に、小さい子どもがいる場合は、連泊旅行の場合も毎日移動を伴うツアーやアグレッシブな遊びに連れ回すのはやめましょう。
風邪などの兆しがなくても子どもが遊びすぎて熱を出してしまうことはよくあることですが、旅行先で具合が悪くなるのは子どもにもパパママにも大きな負担となってしまいます。
また、体調には現れなくても、肉体疲労がたまると子どもはどうしてもぐずりがちに。子連れ家族の旅行での失敗によくあるのが、「子どもがぐずって全然スケジュール通りに遊べなかった」というもの。
子どもの負担も考えてお昼寝の時間を作るなど、ゆったりしたスケジューリングを行いましょう。
【ポイント②】
車や飛行機を使うなら、長距離移動できるか練習させておこう
実は子どもと一緒の旅行で一番大変な時間は、移動時間かもしれません。
普段一緒にお出かけする時間よりも、旅行先までの移動時間が明らかに長い場合は、事前に練習をしておくのが賢い方法です。
予行演習しておくことによって、我が子がどのくらいの時間までなら我慢できるのかも把握することができます。予行演習は公共の移動手段よりもマイカーやレンタカーが
安心ですが、「この乗り物では静かにしないといけない」というマナーを教えるためには、電車やバスなどもおすすめです。
もちろん、限界値は子どもによって異なります。車に乗るとすぐ眠ってしまう子もいますが、中にはずっとパパママがご機嫌を取らなければならない子も・・・。海外旅行に行く機内でずっと子どもの機嫌を取り続けなければならなかった、というハメにならないために、なんとか対抗手段を見つけてから出発したいものですね。子どものお気に入りのDVDやおもちゃなどを与えられるなら、ぜひ旅行に持ってきましょう。
【ポイント③】
予防できることを徹底して未然のトラブル回避を
子どもがぐずったりするのは、旅行先に行ってから起こりうることですので、ある意味防ぎようはありません。前でも述べたように、そのことも見すえた旅行計画を立てることが大切です。
旅行前に未然に防ぐことができるトラブルは徹底してシャットアウトしておきましょう。
例えば、各種予防接種による病気の予防が挙げられます。海外旅行はもちろん、国内旅行の際も感染症の予防接種をしておくと安心できます。
旅行保険にもしっかり加入し、万全の体制で旅行に臨みたいものです。
また、海外旅行の際は現地が日本とは異なるということを子どもに伝えておくことも必要です。国によっては水道の水がそのまま飲めなかったり、公共の場で自由に飲食ができなかったりします。現地でトラブルになる前にパパママが事前にしっかり調べて子どもに共有しておくことも大切でしょう。
家族旅行は子どもも含めてみんなで楽しみたいもの。
旅先での失敗は残念な気持ちになってしまいます。当日がっかりしたり疲れて楽しめなくなったりしないためにも、事前に注意できるポイントはおさえておきましょう。
もちろん、しっかりとしたプランや準備だけでなく、子どもの体調への気配りも忘れずにしてみてください。また、どんなに配慮しても急な体調不良は必ずありますので、
余裕をもった計画と、そういった場合のプランも用意できるといいですね。ぜひ、楽しい家族旅行の計画を立ててみてください。

SORA
ビーズワークや天然石を使ったアクセサリーづくりが大好きな主婦です。最近のお気に入りは、ホームベーカリーを使ったパウンドケーキ作り♪カルディでお買い物したドライフルーツを入れてアレンジを楽しんでいます。