言葉ひとつで空気が変わる!?夫婦円満になる謝り方

言葉ひとつで空気が変わる!?夫婦円満になる謝り方

結婚して一緒に生活するようになると、お互いの悪いところも見え始めて、喧嘩もするようになってきます。ほんの些細なことが引き金になって大喧嘩になってしまった場合、どうやって謝ればよいでしょうか?今回は、スムーズに謝るための方法をいくつかご紹介します。これを参考に、夫婦でもっとも有効な手段を探してみてください。

先に「ごめんなさい」と謝ってしまう

喧嘩をするとお互いに意地を張って、時間がたつほど仲直りしにくくなってしまうもの。
気まずい雰囲気が長引くと、仲直りのタイミングを失ってしまいます。
そのようなことを避けるために、夫婦喧嘩が起きたときには、気まずくなる前に自分から謝ると良いかもしれません。
これは喧嘩が長引く恐れがあるときの解決方法として有効。
もちろん、こちらに非がある場合は謝るのが筋ですが、仮に向こうに過失がある場合でも先に謝ってしまうことで丸く収めやすくなるものです。
謝るときは、仲直りしたいという意志をきちんと相手に向かって伝えましょう。
「キツくあたってしまってごめんなさい」や「話も聞かずにごめんなさい」など、具体的に自分の何が悪かったのかを言うと、相手の機嫌をできるだけ損ねることなく謝ることが可能です。
こちらから「ごめんなさい」と先制パンチを繰り出すことで、相手の方からも謝る言葉が出てくるもの。
そうすれば、やがて喧嘩も鎮静化していきます。

うまく謝れないというときに気持ちを伝えるには?

どうしてもうまく謝れない...そんなときは、素直に「このまま喧嘩しているのは嫌」だと伝えてみましょう。
険悪なムードが続いていたら、きっと相手だってそう思っているはず。
ごめんなさいと言えなくても、仲直りする方法を探してみることをおすすめします。
おいしいお菓子を買ってきて「一緒に食べる?」と聞いてみたり、「一緒に散歩しない?」と誘ってみたり、喧嘩している状態を終わらせる工夫をしてみるのもよいですね。
面と向かってだと素直に話せなくなったときは、メールやLINEで正直な気持ちを伝えるとよいでしょう。
文字にすることで、冷静に詫びる気持ちを表現しやすくなります。
ただし、照れくささを紛らわすために過度に絵文字を入れたり、冗談を挟んだりすると誠実ではないと思われ逆効果になることもあるので、注意が必要です。
頭を冷やしてよく考えたんだけど、あの時はごめんなさい」など少しかしこまった文章にすることで、素直な気持ちが伝わります。
気を付けたいのは、グループLINEやTwitterなどを使わないこと。あくまで夫婦二人のプライベートなことですから、拡散しないように気を付けましょう。

その他にもあるこんな謝り方

喧嘩したときの謝り方には、他にどのようなものがあるでしょうか?
二人の共通の趣味に没頭して気を紛らわせるのも良い方法。映画鑑賞や、スポーツで体を動かすことにより、気分転換できます。
共通の友人を交えるのも一つの手。古くからお互いのことを知っている人が間に入ることで客観的な判断ができます。
ただし、どちらかの両親に相談するというのは避けたがよいでしょう。特に夫側が母親に相談すると、「マザコンか」と思われ、火に油をそそぐことにもなり兼ねません。
喧嘩する度に貯金をするといったユニークな試みも。このようにマイナスをプラスへ変えられるような遊び心があると、お互い上手くいきやすいでしょう。
他にも、それぞれのご家庭や夫婦の関係に合った「喧嘩を終わらせるサイン」などを考えておくのもおすすめです。

①喧嘩の原因を追究する

仲直りしたとしても、喧嘩の原因がうやむやのままでは良くありません。
近いうちにまた同じことでつまずき、衝突してしまいます。そのため、冷静になってからゆっくりと話し合うことが必要です。
たいていの喧嘩の始まりは、ほんの些細な行き違い。それが降り積もることでお互いに余裕が無くなり、爆発してしまうことがほとんどです。
一つ一つを冷静に見直してみると、小さなくだらないことで言い争っていたことに気づき、そのバカバカしさに笑ってしまうこともあります。
また、喧嘩する原因を追及していくと、そこにはいくつかの法則が見つかるかもしれません。
よくあるのは自己管理能力の欠如。「物を無くしやすい」や「時間にいつも遅れる」などは、意識したら直せる習慣。
そこに気づけば相手側がフォローしてあげることで、ある程度解決することも可能です。

②男女間の考えの違いを理解する

生活を共にする中で価値観の違いに気付いたら、お互いの考え方を理解することが重要になってきます。
同性の友だちとは違い、夫婦間においては男女間の考えの違いを知る必要があるのです。
女性と違って、男性は一人きりになる時間を好む傾向があります。自分だけの趣味を持ちやすく、なおかつその時間を邪魔されたくないと思いがち。例えばプラモデル製作。
製作途中に話しかけられると、気が散って思わずイライラしてしまうこともあります。そのような一人の時間はできるだけ大切にしてあげるようにしましょう。
一方、女性にとって美容室に行って髪型を変えたり、メイクをいつもと違うものにしたりといった変化は、敏感に察してほしいもの。
しかし、たいていの男性はなかなか気づいてくれません。もしかして愛情が薄くなったから?と不安になるかもしれませんが、もともと男性はそういった部分に鈍感なところがあります。
また、バッチリメイクをして着飾るのが好きな女性は多いものですが、男性はそこまでは求めず、むしろ自然体を好む人もいます。
千差万別ですが、そのあたりの意識についても男女間では差が生まれやすいことを知っておくと喧嘩の回数も減るのでは。

これからも末長く暮らすためにも、喧嘩したときほど悪いことを改善するためのチャンスだと捉えることができるかどうかが大事になってきます。
問題点を解決できれば、逆にお互いの仲をより深めることも可能です。
「喧嘩するほど仲が良い」とは、よく言ったものですね。気持ち良く日々を過ごすために、謝り方にも工夫をしてみてください。

小石を蹴ってあぜ道をゆらゆらと進む自転車。遠い田舎の縁側から、広いネットの世界にダイブして泳ぐ生活。色んなジャンルの知識を集めて発信していきます。

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