共働きの夫婦必見!円満に暮らすための5つのおきて

共働きの夫婦必見!円満に暮らすための5つのおきて

女性の社会進出が進み、結婚後や出産後も以前と変わりなく仕事を続ける女性が増えています。それに伴い増加傾向にあるのが、共働き夫婦の離婚です。その主な原因は、生活リズムの違いからくるすれ違いや価値観の相違などが考えられます。では、共働きでも夫婦円満に過ごすコツとはどのようなものがあるのでしょうか?共働き夫婦の間で前もって決めておきたいルールやおきてをお伝えしていきます。

夫婦円満のおきて1 まずはお互いの仕事を理解する

共働き夫婦にとって、お互いの仕事に対するスタンスをきちんと理解することは、夫婦円満を保つために大切なことでしょう。
ここで知っておきたいのは、どんな内容の仕事をしているのかだけではなく、お互いが何のために仕事をしているのかということ。たとえば、キャリアアップのため、自分自身が自由に使えるお金を増やすため、家計を支えるためなど、さまざまな理由があるでしょう。
共働き夫婦が抱えやすい不満の原因として多いのは、夫婦における仕事と家事のバランスがうまく取れないことです。特に、家計を支えるために共働きをしていて、一方のパートナーに家事の負担が多い夫婦は注意する必要があります。「自分は仕事も家事もしているのに、パートナーは何も手伝ってくれない」と不公平感が募り、円満な夫婦関係が崩れることもあるためです。
まずは、お互いに働くことの意義や仕事への価値観をきちんと共有することがポイント。しっかりと話し合えば、すれ違いを防ぐことができ、夫婦円満に繋がります。

夫婦円満のおきて2 将来のプランや貯蓄について話し合う

共働き夫婦なら、大まかな将来のプランや貯蓄の活用の仕方について話し合い、共通の認識を持っておくことが必要です。何故ならば、お互いの将来設計に関して齟齬があると、パートナーに協力してもらえないなど、夫婦間のすれ違いの原因になることがあるからです。たとえば、「夫から、起業をするために数年後に退職したいとは聞かされていたが、思ったよりも早い時期だったため、準備が追いついていない」「自分は住宅ローンのために貯金していたのに、パートナーは旅行資金用に貯めているものだと勘違いしていた」などがよくあるケースのようです。
子供がいない共働き夫婦であれば、いつ頃子供が欲しいのか、また何人くらい欲しいのかといった家族設計をすることも大切です。特に、女性は一定の年齢に差し掛かると、仕事のキャリアと出産のどちらかを優先させなければならないときもあるでしょう。たとえ予定通りにいかなくても、前もって話し合いをしておくことが夫婦円満のポイントです。一方で、子供を求めていない共働き夫婦もいるかもしれません。そのような場合でも、夫婦のために貯蓄をどう使っていくかのプランを立てておきましょう。そうすれば、老後に貯蓄の使い方ですれ違いが生まれることも避けられるでしょう。
夫婦で共通の目標を設定したり、夫婦それぞれが個人的な夢を持ち、お互いにサポートし合ったりすることも重要です。夫婦の将来像をお互いに共有し、認識し合い、応援し合うことで、夫婦円満を保ちましょう。

夫婦円満のおきて3 家事の分担を決めておく

家事の分担は、事前にルールやおきてを決めることで効率良くこなすことができ、共働き夫婦のどちらかに負担がかかることも少なくなります。
そのために、まずはお互いの仕事のスケジュールをきちんと把握しましょう。共通のカレンダーに予定を書き込んだり、スマホのアプリをお互いにダウンロードして共有したりするのがおすすめです。
また、家事には人により得意なものと不得意なものがあるものです。たとえば、料理が得意な方が食事作りを担当し、片付けや洗い物はもう一人が行う、掃除をする場所の担当を分けるなど、役割をしっかりと分担することも良いでしょう。
そのときに、パートナーが割り振られた家事をやっていないと、気を揉むこともあるかもしれません。初めは気になるかもしれませんが、「放っておけばいつかするだろう」と長い目で見て、寛容な心を持つことも夫婦円満のためには重要です。特に共働き夫婦であると、お互いに忙しかったり疲れていたりするときは、家事をする余裕がないこともあるでしょう。パートナーにも自分自身にも完璧を求めないことも、夫婦円満の秘訣の一つです。

夫婦円満のおきて4 休日は一緒に家事をする

部屋の掃除やアイロンがけなど、先延ばしできる家事を仕事のある日に無理にこなすことは、ストレスをためる原因にもなります。休日が同じである共働き夫婦なら、一緒に家事をこなしてみてはいかがでしょうか?
夫婦で家事を行えば、あっという間に終わらせることもできます。また、味気なくなりがちな家事の時間も、パートナーとなら楽しく過ごせるでしょう。何気ない会話をしながら家事を行い、掃除をしながらインテリアのコーディネートについて考えてみるのもいいでしょう。
お互いに料理が好きならば、仕事のある日に楽ができるように副菜の作り置きを一緒に作ったり、夕飯作りを夫婦で行ったりしてみてはいかがでしょうか?夫婦で同じ作業をすることで、効率の良いやり方やパートナーの得意なこと、苦手な分野も見つけられ、お互いを理解でき、夫婦円満に繋がります。

お互いの働いている時間帯が異なる共働き夫婦は、一緒に過ごす時間が少ないことが原因ですれ違いが起きてしまうこともあります。休日に一緒に楽しく家事をこなしながら、コミュニケーションもとることができるなら一石二鳥ですね。

夫婦円満のおきて5 負担になる家事は家電におまかせ

忙しい共働き夫婦にとって、家事の負担を減らしてくれる家電は夫婦円満の強い味方。 たとえば掃除機ロボットは、家に誰もいない間に部屋中を掃除してくれる便利な家電です。帰宅した際に、ホコリがないだけでストレスが軽減されます。仕事のある日に無理やり時間を作って掃除機をかける必要もなくなるでしょう。
食器洗い乾燥機もおすすめです。夕飯を作っても、その後の洗い物を考えると料理のモチベーションも下がってしまいがちです。食器洗い乾燥機に入れるだけなら、子供のお手伝いでお願いすることもできるでしょう。そして、今まで洗い物をするために使っていた時間が浮くため、その時間を楽しい食後の家族団欒に充てることもできます。
また、子育て中の共働き夫婦は、毎日洗濯するものが多くて大変なこともあるでしょう。容量の大きなドラム式洗濯乾燥機は、家にあると便利な家電の一つ。出勤前にボタンを押すだけで洗濯から乾燥まで行ってくれるので、帰宅後は洗濯物をたたむだけです。急に雨が降ってしまっても、焦る必要がありません。

共働き夫婦にとって、お互いの家事などの負担を軽減し、無理のない生活を送ることが、夫婦円満に暮らす秘訣です。時間的にも精神的にも余裕が生まれることで、コミュニケーションもとりやすくなり、夫婦円満を保つことができるでしょう。

国際結婚をして7年。娘二人を育てるフランス在住のフリーライターです。趣味は、旅行や料理。海外でも手に入る食材で、いかに美味しく日本食を作るかを毎日研究しています。

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