仲良し夫婦は何が違う?ずっとラブラブ夫婦でいられる秘訣とは

仲良し夫婦は何が違う?ずっとラブラブ夫婦でいられる秘訣とは

どんなに愛し合って結婚した夫婦でも、月日が経つにつれ「ただの同居人」の関係になってしまいがちです。結婚したばかりのラブラブだった二人にはもう戻れないのでしょうか?「ただの同居人」になってしまう前に、夫婦がいつまでも仲良しでいられるためのコツを今から始めましょう。

男女の違いをちょっと理解してみる

男性は「プライドの生き物」です。自分では「悪かったなあ」と思っていても素直に謝らない、素直に謝ることができません。
一方、女性は「感情の生き物」です。ささいなトラブルでも女性は男性よりも感情的になって怒鳴ったり泣き出したりしがちです。
「そんなことわかっているよ」と言うあなた、男女の違いはわかっていてもうまく対応できていますか?

素直に謝れない男性には、まるで何ごとも「なかった」ように振る舞い、ときには「そんなことあったっけ」ととぼけてみましょう。 男性は「悪かったなあ」と内心思っているので、あなたの心遣いに救われた気持ちになるでしょう。
あなたの心遣いからくるスルーだと気づかなくても、「よかった、そんなに怒っていなかった」とホッと一安心することができます。

では、女性が怒鳴ったり泣き出したりする場合にはどう対応すべきでしょうか?
まずは冷静でいることが大切です。感情的になった女性はヒートアップした自分の気持ちのやり場に困っているのです。
気が済むまで言いたいことを言わせ、泣きたいだけ泣かせてあげましょう。そして、気持ちが落ち着いた頃に必要に応じて改めて話し合いましょう。
また、感情が豊かな女性には「好きだよ」「僕のことをそんなに思ってくれてありがとう」と言葉で伝えましょう。
女性は「言い過ぎた!」と内心反省しているところなのであなたの言葉に救われます。

夫婦といえど、想いを言葉に出して

結婚して同じ時間を長く過ごすことによって慣れ合ってしまい、お互いをいたわり合う気持ちが薄くなっていませんか?
夫婦であっても違う人間です。違う人間だからこそ、言葉にしないと伝わらないことやわからないことがたくさんあります。
「ありがとう」「ごめんね」といった基本的な言葉や、「いつもお疲れさま」「愛してるよ」といったふだんは照れくさくて言えない言葉。こうした言葉をかけ合うことで相手に気持ちが伝わります。
「こんなこと言わなくてもわかるだろう」なんて考えていては大切なパートナーにあなたの気持ちは伝わりません。
いたわりの気持ちを言葉にして伝える心がけが「仲良し夫婦への道」の一つです。

お互いを尊重し合おう

違う環境で育ってきた二人が一つ屋根の下に暮らすわけですから、お互いの意見が衝突することもあるかも知れません。
夫婦といっても元は他人です。意見や価値観の食い違いは当たり前です。
たとえパートナーが間違っていたとしても、パートナーが言うことに耳を傾け、パートナーがそう考えるようになった理由や背景を想像してみてください。
「つらい立場にいたのかも」「そういう考え方もあったのか」と、相手の立場を思いやり相手を尊重することから、他人だった二人が歩み寄り仲良しになることができるのです。

とはいえ、「いつもそんな寛大な心ではいられない」というときもあるでしょう。そんなときには何ごともなかったように問題をやり過ごす「スルー力(りょく)」や、怒りの感度を下げる「鈍感力」を身につけましょう。
長い結婚生活で相手の言動をいちいち気にしていては、自分の体力や気力が消耗するだけです。
ささいなことは「スルー力(りょく)」と「鈍感力」でやり過ごしましょう。

結婚生活は、もともとは他人だった二人がある日を境に同じ船に乗り込み、運命共同体として大海にこぎ出していくようなものです。
順風のときばかりではありません。逆風にあうこともあれば、ときには暗礁に乗り上げしそうになるかも知れません。
相手を思いやることであらかじめ危険なルートを回避し、故障をしたら二人でよく話し合い壊れた部分を修復することで、仲良く長い航海を続けていきましょう。

ミクロな家庭生活からマクロな世界経済まで、幅広く執筆活動を行っているフリーライター。人の役に立つ記事を書くことが目標。最大の癒しは子どもの笑顔。「成長なんかしないでかわいい子どものままでいて欲しい」

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