夫婦円満の秘訣は嫁姑のトラブル回避

夫婦円満の秘訣は嫁姑のトラブル回避

嫁姑関係は離婚原因として挙がるほど、夫婦が不仲になる要因になりがちです。元々他人である姑との関係に悩む人は少なくありません。嫁姑の間でトラブルが起こることを避け、夫婦円満に暮らすためには姑とどのように接していけばよいのでしょうか。

完璧な嫁を演じようとしない

もともと料理が得意な人でも、たまには手を抜きたい日もあるはず。ましては料理が苦手な人なら、毎日頑張っているとストレスが溜まるのはなおさらです。
特に同居をしている人は、良い嫁になろうと頑張り過ぎてしまう人がみられますが、自分で自分を追い込んでしまう結果になりかねません。 年に1~2回程度会う関係であれば完璧を意識することも可能ですが、毎日は無理です。

自分で全てを完璧にこなそうとはせず、ときには周囲の人のサポートを得ることも大切です。
また、頑張ってもできなそうなことは、「お義母さん、私には難しいのでお願いします」と頼んでみましょう。
案外、頼られると嫌な気がしないものです。ただし、サポートしてくれたことに、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

適度な距離感を保つ

嫁と姑として家族の関係になったからといって、よほど相性がよくなければ、急に親しくなろうとするのには無理があります。適度な距離感を持つように心掛けましょう。

しかし、別居の場合に全く連絡をとらない関係では、夫に不満を持たれても無理はありません。時折メールを入れて近況を尋ねたり、宅配便等でいただきものをしたらすぐに電話を入れたりなど、日頃からコミュニケーションをとりましょう。
子どもが生まれた後は、ときどき写真をメールで送るのがおすすめです。

また、姑の性格や価値観で合わないことがあっても、長年それで過ごしてきた姑を変えようというのは無理があります。
嫁と姑は立場が違うのだから意見が違って当たり前、と割り切る部分も必要です。

夫に過度に期待しない

嫁と姑でトラブルになると、夫に頼ってしまいたくなりますが、姑にとっても大切な息子です。たいていの夫はどちらの味方でもあり、2人で解決して仲よくやってほしいというのが本音です。

姑がよほど非常識な言動をとらない限りは、夫が100%嫁側の味方になってくれることは難しいと考えておきましょう。

特に、夫が疲れているときに延々と姑の悪口を言ってしまうことは、夫婦関係を悪化させる要因になります。夫にはタイミングを見計らって相談を持ち掛けるにとどめ、過度な期待はしないようにしましょう。

夫婦円満に暮らすためには、避けては通れない嫁姑問題。
生きてきた時代も立場も違うのですから、ぶつかってしまうことは仕方のないことです。職場で合わない人がいても、仕事として割り切って過ごせば、トラブルにはなりにくいのと同じように、嫁姑関係もある程度割り切って深く考えすぎないようにしましょう。
夫をこれまで育ててくれた母親であることを思い出して、姑のことを上手に立てていくうちに、接し方を掴んでいきましょう。

絵画鑑賞やインテリアや雑貨のショップめぐりが趣味です。料理、お酒が好きで、息子2人と夫と日々の生活を楽しみたいと思っています。

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