アンケート結果「夫婦のあり方ってなに?と悩んでしまう時期が結婚してから何年目でありましたか?」
1位:思ったことがない・・・27%
- 好きで結婚したので、今まで一度も思ったことがない。(神奈川県・43歳男性)
- 夫婦のあり方はそれぞれ違うのだから、悩んでも仕方がないと思う。それぞれの形を作り上げていけばよい。(茨城県・37歳女性)
- 夫婦のあり方は考えたことはないけど、離婚はあります。(岐阜県・39歳男性)
- 自然に結婚したので、そんな哲学的な考えになることは特になかった。(兵庫県・44歳男性)
夫婦のあり方について、「考えたことがない」という声が1番多く、27%ありました。内容は、「夫婦仲が良いため」が半数、「そのような発想自体がない」が半数です。特別仲が良いという自覚がなくても、よく話し合える関係や、まあこういうものと割り切れる部分があれば、「あり方」として悩むことはないのかもしれません。夫婦の形はそれぞれなので、そもそも一般化することが不自然、という意見も多くありました。
2位:結婚してからすぐ・・・23%
- 一緒に生活し始めると、ズレを感じてきます。衣食住のすべてに関して、結婚してよかったのかと思います。(徳島県・44歳女性)
- 付き合っている時は男らしく感じていたけど、式の準備の頃から違和感を感じていました。そして結婚してからすぐに判明した違和感は、何事も親の言いなりだったということ。夫婦の問題についても親が口をだしてきて「夫&義母VS私」ということに何でもなるので夫婦って何?と思いました。子離れ、親離れできてないなら結婚するな!と思います。(広島県・42歳女性)
- 未だになぜ結婚してしまったのかわかりません。(宮崎県・36歳男性)
- 子供がなかなかできずお互い働いていたので、結婚しなくてもよかったのではと思う時期がありました。(神奈川県・35歳女性)
2位の「結婚してからすぐ」を選んだ人は23%でした。見方によっては4位の「今までずっと」も含むことができるため、これが1位ともいえそうです。結婚直後から思い悩んでいた人は、「夫婦のあり方」もさることながら、「自分に結婚が必要だったのか」を悩みのポイントに挙げています。共働きで忙しさが増しただけとか、子供がいないなら別に一緒に住まなくてもいいのでは、というものです。
3位:5年目・・・14%
- 育児、家事ほとんどを一人で行っていることが夫に理解されていない現状に、疑問を感じるようになった。(埼玉県・30歳女性)
- 夫がいつも留守だったので、結婚している意味があるのかなと思ったが、今は何とも思わない。(栃木県・42歳女性)
- 結婚して4年目に本社に転勤になり、ほとんど家庭を顧みることができなくなった時に離婚の危機があった。家庭と仕事の両立ができなくなり、妻も初めての土地で苦労が多く、喧嘩が絶えなくなり、結婚していることが逆に負担に感じた時期でした。(富山県・47歳男性)
結婚して5年目のあたりは、子供が小さかったり、異動があったり、仕事上も役職につき始めるなどの変化により、ひとつのターニングポイントを迎える夫婦が少なくないようです。上記以外にも「2人でいることがマンネリ化」「5年も経つと愛も冷める」というコメントも。
3位:3年目・・・14%
- お互い仕事で忙しい。それなのに、休日に二人でいると鬱陶しいと思うことも(たまに)ある。(東京都・42歳男性)
- 結婚してから3年ほど経ったある日、浮気の疑惑が浮上したからです。(千葉県・37歳女性)
- 第一子が生まれて子供の世話に消極的な旦那に夫婦の価値が分からなくなった。(千葉県・32歳女性)
- 子どもが生まれてから意見が対立することが多くなった。(福岡県・31歳女性)
5年目も3年目も3位で並びましたが、その内容もあまり変わりません。子どもが生まれて生活に変化が出たこと、仕事が忙しく疲れている中、2人の関係がなれ合いになっていくことなどが挙げられています。
4位の「今までずっと」を選んだ人の中にも、結婚自体が不要だったのでは、という声もあれば
- 少しでも良い結婚生活であるように毎日考えて努力しています。(福岡県・44歳男性)
というコメントもあり、相当な温度差が感じられました。
傾向としては、3割強ずつの、ちょうど3つにカテゴライズされるようでした。1つは、「夫婦のあり方」について考えたことがないという人。「2度目の結婚なので今回は考えない」などを含む「その他」と合わせると31%になります。2つ目のカテゴリーは、結婚直後から考えている人。こちらは、「今までずっと」と合わせて32%になります。そして3つ目が、ある時点から考えている、または考えていた人で、残りの37%です。何年目かの違いは、異動があった年、子供が生まれた後、パートナーへの愛情が薄れてから、などにより左右されるようです。
「答えはないけど考え続けている」という声も複数ありました。一般的な「夫婦のあり方」はさておき、「自分たち夫婦のこれから」は、それぞれの夫婦でひとつずつ作り上げていくということかもしれません。
ブライダルデー推進室
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