アンケート結果「夫婦で喧嘩をした時決めているルールはありますか?」
1位:子供の前ではしない・・・25%
- 子供に不安を与えて精神面や学業面、ひいては子供の将来に影響を及ぼしたくないので、子供の前では夫婦喧嘩はしないようにしています。(埼玉県・39歳男性)
- 子供達には争っているところを見せたくないので、なるべく二人だけの時にするか、ラインなどを使って喧嘩します。(宮城県・40歳女性)
- 自分が子供の頃に傷付いたので、絶対に子供の前ではしないと決めています。(北海道・46歳男性)
「子供の前ではしない」と答えた人の多くが、子供への悪影響を理由に挙げていました。「子供が寝てから」とか、「いないとき」限定ということです。夫婦であらかじめ取り決めているというより、暗黙の了解のような形で実践されているケースが多いようです。子供に対して「見本にならない」「恥ずかしい」との声もありました。ラインを使っての喧嘩は、文章にすることで一度内容が整理できるなど、争いごとには有効なツールかもしれませんね。
2位:相手の話を最後まで聞く・・・23%
- 喧嘩するのは仕方のないことだと思うが、相手の考えを聞かず自分の考えを押し付けるのは違うと思うし、何の解決にもならないので、どんな時でもお互いの話をよく聞いて意見の押しつけにならないように気を付けている。(埼玉県・42歳女性)
- 話している途中で反論されるとものすごく嫌な気持ちになるので。(長野県・42歳男性)
- 相手の言いたいことを把握してから解決の糸口を探すようにしています。(高知県・38歳女性)
2位の「相手の話を最後まで聞く」を選んだ人に共通していたのは、相手が怒っているポイントを知りたい、ということでした。話の途中で言葉をかぶせると、怒っていた本当の原因が分からないまま、エスカレートしてしまうから、との指摘です。原因が分かれば、解決策も探せるので、まずは相手の言い分を聞くし、自分の話も聞いてほしいというコメントが大半でした。
3位:次の日に喧嘩を持ち越さない・・・21%
- 喧嘩をしたら夜寝る前までには仲直りしようと決めました。次の日まで引きずると一日中気分が悪いし仲直りの機会がなくなるので。(神奈川県・36歳女性)
- その時だけで終わらせます。翌日はおはようと挨拶して喧嘩は終了です。(徳島県・44歳女性)
- なるべく次の日にお互いが謝るようにしているので、あまり長引かないです。(石川県・35歳男性)
喧嘩を長引かせないためのルールとして、期限を設ける「次の日に持ち越さない」が第3位でした。日にちをまたいで喧嘩を続けると、本当に終えるきっかけを失ってしまうから、ということです。「何とかその日のうちに仲直りする」という声のほか、「昨日のことは振り返らない」「寝て起きたらごちゃごちゃ言わない」と、夫婦ならではの様子が伝わるものもありました。
喧嘩が長引くのは、どう言っても自分の気持ちが伝わらないという、もどかしさが原因のようです。どちらも、さっさと終わらせたいという気持ちは共通しているので、まずは主張を正確に伝え合うこと、つまり「聞くこと」が重要といえそうです。それで解決しなくても、「翌日に持ち越さない」。新しい一日が始まれば、朝の「おはよう」など、共に暮らす二人ならではの会話も生まれてきます。頭が切り替わって、昨日と違う見方もできるかもしれません。
4位以下には、「大声を出さない」「人格否定のような発言はしない」「離婚という言葉は出さない」などがありました。頭に来ていても、あるラインは超えないというルールが見えます。これに1位の「子供の前ではしない」を意識することで、喧嘩の時間はずいぶん減りそうです。
ブライダルデー推進室
ふたりが一緒になろうと決めた日をお祝いする「ブライダルデー」。日本中の夫婦に、毎年素敵な記念日を過ごしてほしい。結婚記念日に新しい価値を感じてもらいたい。そんな願いを込めて、夫婦円満の秘訣や結婚記念日の過ごし方など、さまざまな情報をお届けしていきます。