アンケート結果「あなたは夫婦円満のために何か努力していることはありますか?」
夫婦円満の第一歩は、相手の話を聞くことから
1位:相手の話を聞く・・・33%
- 話を聞くことは大事です。愚痴でも悩みでも結果や回答が必要なのではなく、ただ話を聞いて欲しいという要求は男女共にあると思います。(埼玉県・32歳女性)
- 相手が何か話を聞いてほしいと考えているときに、適当に流してしまうのが夫婦喧嘩の一番の元と考える。(兵庫県・44歳男性)
- 愚痴など正直なところ聞きたくない話も時にはありますが、気付かないうちに私の方でもそういうことがあるかもしれないのでお互い様で、コミュニケーションをとるという気持ちからも相手の話は途中で切らずに聞くようにしています。(鳥取県・41歳女性)
- 普段あまり他人と接触せずに子育ての不満を溜めこんでいるので、出来るだけ自分に不満を語ってもらってストレスのはけ口になるように心がけている。(兵庫県・35歳男性)
「相手の話を聞く」と答えた人は、自分も話したいけれどまずは聞く、という努力をしているようです。聞くことプラス「共感する」「否定しない」などと続くコメントも、多くありました。おしゃべりするのは女性で、男性は聞く側という一般的なイメージがありますが、アンケートでは男女ちょうど半々でした。
互いを尊重し、干渉しすぎない
2位:干渉しない・・・22%
- 友達と飲みに行くときは帰りがどんなに遅くなっても何も言いません。たまのことだし、気晴らしも必要だと思うので。(千葉県・36歳女性)
- 旦那も私もあまり干渉しあわないので、それが円満の秘訣だと思っています。(広島県・31歳女性)
- 夫婦といえども、触れられたくないものはあると思うので、お互いに干渉しすぎないことを心掛けています。(埼玉県・39歳男性)
選択肢は「干渉しない」ですが、コメントには「干渉しすぎない」「あまり干渉しない」と、無関心とは違うことが強調されていました。夫婦といえども、適度な距離感を保つことが長続きにつながるという意見です。
たまには「忍」の一字で
3位:とにかく我慢・・・19%
- とにかく主張をしても平行線になるだけなので、我慢や妥協をするしかありません。(東京都・45歳男性)
- 家事、育児などのストレスから、いろいろ嫌味や愚痴を言われるようになるが、それにいちいち反応しているとさらに逆上するので、言われてもひたすらに耐え忍ぶ。(茨城県・49歳男性)
- 結婚は忍耐だと父からよく言われていたので、離婚をしないで済みました。(東京都・43歳女性)
「我慢するのが得策」とか、「火に油を注ぐくらいなら我慢」「静かにしているのが一番」と、少々悟りを開いたようなコメントもありました。夫婦の片方が我慢することで、おおごとにならずにすむということも、現実にはあるようです。
パートナーを尊重する気持ちで、円満な夫婦に
第1位の「相手の話を聞く」は、夫婦間のみならず、人のコミュニケーションの基本ですね。たとえ自分にとっては興味のない話題や愚痴だったとしても、少し「我慢して」聞く態度を見せると、結果円満に過ごせるというものです。また、「干渉しすぎない」のは、相手を尊重するという意味で、話を聞くことに通じているかもしれません。 4位に続く「相手をよく褒める」には、「小さなことでも、感謝の気持ちを伝える」「何気ないことでも褒めるようにしている」と、こちらも尊重や敬意の気持ちが込められていました。さらに5位の「一人の時間を大切に」は、「干渉し過ぎない」と重なるコメントが多く、二人で過ごす時間を無理に増やさなくとも、お互いの心がつながっていることが伺えます。
夫婦の関係が円満かそうでないかは、日ごろの些細な積み重ねがカギになるようです。大切なパートナーの話を聞き、干渉し過ぎることなく、時に我慢すること。そこに感謝の言葉がプラスされれば、「離婚」とは縁遠い円満な夫婦関係が築けそうです。
ブライダルデー推進室
ふたりが一緒になろうと決めた日をお祝いする「ブライダルデー」。日本中の夫婦に、毎年素敵な記念日を過ごしてほしい。結婚記念日に新しい価値を感じてもらいたい。そんな願いを込めて、夫婦円満の秘訣や結婚記念日の過ごし方など、さまざまな情報をお届けしていきます。