夫として父として...子供との理想的な関わり方

夫として父として...子供との理想的な関わり方

子どもが生まれてパパになったものの、子どもとどのように関われば良いのか悩んでいる方はいませんか?ここでは、子どもに愛される接し方のコツや、父親としてだけではなく夫としての妻との接し方、そして親の役割などを紹介します。子育てにぜひ役立てて、子どもと妻に愛されるパパを目指してくださいね!

「パパ大好き!」と子どもから言われるためには

かわいい我が子から「パパ大好き!」と言われたら、仕事での疲れが吹っ飛んでしまうくらい幸せな気持ちになるものです。
子どもは、信頼できる人や楽しい人が大好きです。「大好き!」と子どもから言われるためには、三つのことを意識して子どもと関わりましょう。

(1)子どもの話を聞くときはきちんと目を見て聞きましょう。

スマホやテレビを見ながら曖昧に相槌を打つのはNGです。「パパはいつでも君たちの話を聞いてるよ。」という姿勢を子供に示すと、子どもから信頼されます。

(2)パパならではの遊びをして、『パパと遊ぶのって楽しい!』と子どもに思ってもらえるようにしましょう。

幼児期におすすめの遊びは、パパの腕に子どもがぶら下がる腕ブランコです。子どもの筋力アップにもつながりますし、運動不足気味のパパの筋トレにもなるかもしれません。 また、小学生ごろの子どもであれば、釣りやキャンプなどのアウトドアでパパが頼れるところを見せると良いです。

(3)子どもの性別によって接し方を少し変えてみましょう。

まず、男の子は女の子に比べて仲間を大切にする生き物です。男の子には目いっぱい一緒に遊ぶことで楽しさや達成感を共有し、「仲間意識」を育てましょう。 そして、女の子には「かわいいよ。」「大好きだよ。」と照れくさいくらいの言葉で愛情を伝えましょう。 女の子は、男の子に比べて現実的な生き物なので、しっかりとパパの愛情を示すと「パパ大好き!」と思ってもらえるようになります。 また、女の子の場合、思春期になるとパパを遠ざけてしまいがちなので、それまでにしっかりと愛情の土台を作っておきましょう。

「夫」として「パパ」として気を付けること

子どもが生まれると、「パパ」になることに夢中になってしまいがちです。 しかし、「パパ」であると同時に、あなたは「夫」でもあります。子どもにだけ愛情を注ぐのではなく、パートナーである「妻」にも関心を向けましょう。
例えば、子どもが成長するにつれて子育てに対する悩みも複雑に変化していきます。 子どもと接する時間が長い妻は、一人で悩んでいる可能性もあります。
また、子育ては年中無休なので疲れを感じていても癒す時間はなかなかありません。子どもが生まれる前よりも妻の様子に気を配り、悩んでいるようならば子育てについて話し合う機会を持つようにしましょう。
マッサージをしながら話し合うと、妻の疲れもとれてスキンシップで夫婦仲も良くなり一石二鳥です。

父親と母親の役割の違いを意識すると子どもとの関係が円滑に

子育てでは、父親と母親のそれぞれに役割があります。役割を意識して接すると、子どもとの関係が円滑になります。0歳から5歳までは、安らぎを与えて子どもの心を育てる期間なので、叱ることやしつけは子どもと過ごす時間が多い母親の役割です。父親は、母親のサポートと子どものフォローに徹しましょう。母親のしつけ方が気に入らなくても、子どもの前で母親を批判したり指図するのはNGです。父親と母親、どちらを信用していいのか子どもが混乱してしまいます。そして、母親に叱られて子どもが落ち込んでいたら父親の出番です。優しく慰めてあげましょう。幼児期の父親の役割は、どっしりと家族を見守ることです。

子どもが5歳から10歳くらいになると、徐々に自立心が芽生えるようになります。反抗期にはまだ早いものの、素直に親の言うことを聞かない場面も出てくるようになります。この時期の日常的な叱り役やしつけは母親の役割のままですが、嘘をついたり人を傷つけたりなどのやってはいけないラインを子どもが越えてしまった場合の叱り役は父親の役割になります。素直に親の言うことを聞かなくなってきた時期には、いつも同じ相手が叱っていても子どもの心に響かないので、ここぞという時に父親が叱ると効果的だからです。そして、父親が叱った時のフォローやサポートは母親が行い、子どもの逃げ道を残しておいてあげましょう。

いかがでしたか?子どもにとってもママにとってもパパは大切な存在です。愛情を持って積極的に子どもにもママにも関わって、素敵な家庭を築いていきましょう!良きパパ、そして良き夫になれるようにがんばってくださいね。

二児の母。大学卒業後、銀行に勤め出産を機に退職。現在は育児と家事の空き時間を使いwebライターとしてブライダル関連の記事などを幅広く執筆中。趣味は野菜嫌いの子供のために始めた家庭菜園。

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