Q妻と仲良しでも一人の時間が欲しいと思う理由を教えてください
「男は黙って...」。頭を切り替える静かな時間が欲しいから
- 仕事で疲れたときや考え事をしたいときなどは一人の時間が欲しくなります。(兵庫県・21歳)
- 女性が話好きなのは仕方のないことだとわかっているのだが、仕事から疲れて帰ってきた時などはそっとしておいてほしい。(愛媛県・41歳)
- 一人で頭をすっきりさせたいときが時々あるから。(埼玉県・24歳)
- 考え事をする時等は、いくら仲が良くても一人になりたいです。(奈良県・33歳)
- 静かに過ごしていたいのに、話しかけてくるから。(秋田県・31歳)
- どんなに仲が良くても、仕事のことなど頭を整理したいから。(兵庫県・28歳)
おしゃべりすることが、何よりのストレス解消になる女性たちに、少々困惑気味の夫の姿が浮き彫りになっています。帰宅早々浴びせられる言葉の連打に、あいまいな返事をしていると咎められ、まともに聞いていると疲れが増し、一人の時間が欲しくなるというのは無理なさそうです。会話はキャッチボールですから、投げた球が返ってこないと思ったら、少し時間を置くなどの、妻側の工夫が必要かもしれませんね。
「不器用ですから...」。集中して事に向き合う時間が欲しいから
- 大好きなカープの野球中継を集中して見たい時。(広島県・37歳)
- 資格の取得を目指して、勉強に励みたいので。(福岡県・35歳)
- 仕事など自分のスキルアップのための時間は欲しいと思うからです。(埼玉県・40歳)
- 野球が大好きなので、野球関連のニュースがあっている時は、一人でじっくりと見たい。(福岡県・42歳)
- お笑いが好きでよく見ますが、妻とは微妙に笑いどころが違うので、自分の好きな芸人やバラエティーを遠慮なく見て笑える時間が欲しいです。(広島県・39歳)
好きなテレビ番組を見ている時や、仕事のスキルアップを目指して勉強している時は、横から話しかけず一人にしてほしいと願う男性たち。これは、テレビをつけたまま料理をする合間に洗濯機を回すような、何でも同時進行の女性からは、不器用にさえ映ります。ここはお互い、物事へのアプローチ方法が違うことを理解し、尊重し合いたいところですね。
「少年の心で」。熱中している趣味があるから
- 独身時代から趣味で鉄道模型を作っています。趣味の作業に没頭してる時は1人にして欲しいです。(広島県・32歳)
- パソコンのゲームをしている時は、一人で集中してやっていたい。(大阪府・55歳)
- 読書が好きで、静かな空間で楽しみたいと思うから。(宮城県・65歳)
- 個人的な趣味は理解されないので、一人の時間は必要です。(愛知県・48歳)
- レース観戦が趣味なので、その時間は一人でレースに集中したい。(東京都・31歳)
趣味に関しては、この他、映画や音楽などとともに、「一緒に楽しめない趣味」「妻が嫌いな趣味」「自分だけの趣味」と、さまざまな表現がありました。子どものころから、ゲームやコレクションに熱中するのは、圧倒的に男性ですね。お給料をもらうようになり、その趣味にかける時間とお金が増えることが、妻との喧嘩の火種と化していく構図も垣間見えました。そんなとき、男性陣は独身時代を思い出して、一人になりたくなるようです。
「男ごころ、女知らず」。いろいろ事情があるから
- 男にしかわからない世界を自分一人で楽しみたい。(兵庫県・45歳)
- 妻の前では見せられない自分の趣味の時間が欲しいです。(兵庫県・35歳)
- 妻に見られたくないアダルトなものを楽しみたいから。(大阪府・26歳)
男性にしか分からない事情がある、と訴えるものもありました。これは、「男にしか」を「女にしか」に変えたり、「妻の前では」を「夫の前では」に変えたりしてもピンとこない、まさに男性の事情といえそうなものでした。
「つかず離れず」。適度な距離感が大切
中には、「いつも一緒だとサプライズができない」といった胸キュンなコメントもありました。また、注目すべきは「(一人の時間が)欲しいと思ったことはない」という意見。これには、「一人の時間は自分で作れるので」という前置きがありました。あえて「一人になりたい」と意識しなくても、適度に自分の時間が保てているということですね。
ともに過ごす時間が長くなるにつれて、パートナーの空気を感じ取れるようになるのが夫婦というもの。互いを尊重し合う緩やかな空間の共有が、理想なのかもしれません。
ブライダルデー推進室(バニー)
何でもすぐに調べないと気がすまない、分析が得意な結婚7年目のWebディレクター。 男っぽくサバサバしていると言われる事が多いが、息子のおやつは手作りするのがモットー。 毎日のおやつのせいか、旦那が最近肥えてきているのが気になっている。