引っ越しは同時が良い!?陣地決めバトル
新居へ引っ越しをするとき、夫婦二人で同時に引っ越しをする場合もあれば、仕事の関係などでどちらか一方が先に引っ越しをするという場合もありますよね。どちらか一方が先に引っ越しをする場合には、陣地決めでトラブルが発生しやすいので特に注意が必要です。
先に引っ越しをしたほうが、一人暮らしのように自分の荷物をすべての部屋やスペースに点在させ陣地取りをする可能性もあります。こうなってしまうと、あとから引っ越しするほうは、怒り爆発!先に引っ越したほうが荷物をすぐにどけてくれればうまくおさまりますが、先に取ったもの勝ちとばかりにスペースを譲ってくれない場合も...。
同じタイミングで引っ越しができないのであれば、せめて最初だけは一緒に行ってどこに何をおくか決めておくとよいでしょう。もしくは家の見取り図があればふたりで見ながらどこを自分のスペースにするのかを話しておくとスムーズですね。可能であれば引っ越しは後でも荷物だけは先に移動させておいて、お互いの陣地を最初から決めておけるとよいでしょう。
「捨てろ!」「捨てられない!」の応酬
新居に引っ越しをするとき、トラブルになりやすいのが夫婦それぞれの独身時代のコレクションです。洋服・靴、雑貨や趣味の道具やフィギュアなど。相手にとってはあまり理解を得られないものもあるかもしれません。自分の思い入れのあるものは捨てられないけれど、つい相手には「捨てたら?」といってしまいがちですよね。「捨てたら?」と軽い気持ちで言ったものが、本人にとってはとても大切なものだとしたら、のちのちまで「ひどい!」と責められつづける・・・なんてこともあるかもしれません。
しかし、物が多すぎても居住スペースには限りがあるため、共同生活をするにあたっては捨てないといけない場合もあります。また、独身時代のコレクションが新居のインテリアにそぐわない場合もあるでしょう。「捨てろ!」「捨てられない!」の応酬で引っ越し時にもめないためには、事前に二人で話し合いをもつことが大切です。
<トラブル回避のポイント>
①新居のインテリアについてどのようなイメージにしたいか事前に話し合っておく
(写真やイラストなどで共通認識を高めておくと良いでしょう)
②独身時代のコレクションなど、何をどのくらい持っていってよいかお互いに了解を得ておく
引っ越し時にもめてコレクションを捨ててしまうよりは、自分の中で整理をしてきちんと決別したほうが、気持ちよくおわかれできますよね。また、言うまでもないですが、トラブルを避けるためには昔の恋人との思い出の品と分かるようなものは、新居には持っていかないように注意しましょう。
ハネムーン中に発生!?欲しかったインテリアの数々
ハネムーンで訪れた場所で、新居に合いそうなインテリア雑貨や家具を見つけることもあるでしょう。しかし、素敵なインテリアに囲まれた新居での生活を描く一方、新居への引っ越しでもめたことを思い出し素敵なインテリア雑貨自体が喧嘩への火種となってしまう場合も...。喧嘩になってしまったため、ハネムーン中に見つけた雑貨や家具は買わずに帰国した場合、後悔してしまうという結果になりかねません。旅行での出会いは一期一会。後悔しないようにするためにも、引っ越し時のトラブルは避けておきたいものですね。
甘い新婚生活のスタートを切るには、引っ越し時のトラブルを防ぐことが重要です。夫婦になったといえども、ゆずりあいの精神を持って引っ越し作業を行いたいものですね。引っ越し時にもめたとしても、時間が経てば笑って話せるエピソードになるかもしれません。
しかし、時間が経つまではことあるごとに喧嘩の火種になる可能性も...。できるだけ引っ越し時のトラブルをさけ、新婚生活をスタートさせるよう、二人の努力が必要です。
hanako
結婚相談所でのアドバイザー経験を活かし、結婚やカップルについての記事執筆を中心に行っているフリーライター。趣味は写真とキャンプ。