らいおんハートの持ち主は全体の61%!あなたが世界で一番好きなのは奥さん?それとも子供?

らいおんハートの持ち主は全体の61%!あなたが世界で一番好きなのは奥さん?それとも子供?

愛する女性に、将来子供が生まれても君のことが一番好き、と歌う「らいおんハート」。ライオンの世界は、狩りや子育てをメスが担当し、オスは普段何もしないといいます。オスの仕事はただ一つ。敵が襲ってきたときに、メスを命がけで守ること。それになぞらえて、自分は君のためだけにいると、運命の女性に宣言する男性。この言葉は、世の女性たちの心を打ちましたが、果たしてその後、本当に子供が生まれて家族が増えても、らいおんハートはそのまま続くのでしょうか。気になる実際のところを、恋人時代を経て結婚した男性100人に、アンケートでうかがってみました。

アンケート結果「奥さんと子供、世界で一番好きなのはどちらですか?」

Q奥さんと子供、世界で一番好きなのはどちらですか?(どちらも大切だと思いますが、どちらか決めるとしたらどちらですか?)

 ※調査概要
 調査対象:既婚男性100名
 調査期間:2016/3/5~2016/3/12
 有効回答数:100
 ブライダルデー調べ

一生ともに旅をする妻、自分が選んだ一番好きな妻

1位:奥さん・・・61%

一番多かったのは、子どもはやがて独立していくが、妻とは生涯共に過ごすから、というものでした。

  • 奥さんは、一生愛し愛される女性だと思う。子供は、いつかは、ほかの誰かを一番好きになるだろう。(大阪府・55歳)
  • 子どもはいずれ独り立ちして離れますが、奥さんとは一生一緒だから。(兵庫県・33歳)
  • 子供はいつか自分の生活を見つけて旅立っていくけれど、妻は一生自分と共に旅をしてくれるから。(埼玉県・39歳)

また、子供は選べないが、奥さんは自分で選んだ人だから、という回答も目立ちました。

  • 両方大切だが、自分が一生大事にするのは奥さん。奥さんが大事にするのは子どもでいいと思う。(北海道・25歳)
  • 血のつながっている子供を愛するのは当然だが、血の繋がっていない奥さんとは本当に愛し合って結婚したから。(富山県・47歳)
  • やはり自分で選んで一緒になった人なので、好きである。(長野県・41歳)
  • 子供は選べないが、妻を選んだのは自分だから。(東京都・20歳)

奥さんあっての子供なので、奥さんが優先とのコメントも。

  • 今の奥さんの子供だから、子供も愛せていると思います。(愛知県・46歳)
  • 妻が一番好きだから、子供が出来たのです。だから、妻がいつまでも一番です。(埼玉県・40歳)
  • 子供はもちろん大事ですが、妻がいなければ子供もできないわけで、自分をわかってくれる存在としては大切と思います。(三重県・44歳)

中でも、上記、北海道の男性25歳の「自分が一生大事にするのは奥さん。奥さんが大事にするのは子供でいい」は、究極のらいおんハートですね。ほかにも、「子供には悪いけれど、嫁は誰にも代えられない」とか、「家事や災害でどちらか一人しか助けられないとしたら、妻に手を差し伸べる」などと、ドキッとするような回答もありました。コメントのあちこちに「好きだ」「大事」「愛している」という単語が並んでいて、それぞれの奥さんにこっそり見せたくなるほどでした。

一番大切な子供、守らなければならない子供

2位:子供・・・39%

子供を選んだ回答には、「奥さんも子供を選ぶだろうから」という注釈付きなものが相当数見られました。

  • 恐らく妻も「夫よりも子供が大切。」と答える筈です。子を持つ親であれば当然そうなると考えます。(静岡県・39歳)
  • 好きとか嫌いとかでなくて大切なのは子供で、いざと言う時には妻も同じことを言うと思いますね。(神奈川県・46歳)
  • 自分の奥さんも同じように、子供が一番だと答えると思うので。(愛知県・25歳)

質問は、「どちらが好きか」というものでしたが、「どちらをより守りたいか」という観点からの回答も少なからずありました。

  • 単純に、妻は大人で子どもは保護が必要な存在だから。(愛媛県・41歳)
  • 自分が守っていかなければならないと思っているから。(秋田県・31歳)
  • うちは娘なのですが、かわいいです。目に入れても痛くないという言葉がぴったりです。迷惑そうですが。(京都府・49歳)

また、血が繋がっている、分身だからという無条件な愛情の声も多く見られました。

  • 血縁があること、長い将来があることを考えると子供を大切にしたいと思います。(静岡県・49歳)
  • 子供は血がつながっているので、自分の分身のようなものだと思っています。(青森県・56歳)
  • やはり子どもは宝物であり、笑顔を見ているだけで幸せな気分になる。嫁ではそうはいかない。(静岡県・34歳)

「奥さんも好きだが、子どもには愛情を感じる」「愛があるのは妻だが、愛に情が入ると子供寄り」といった、深い言い回しで表現する回答もありました。「将来がある」「未来が長い」ことを理由に挙げたものも複数あり、「好き」の範囲を広げる究極の選択だったことが、改めて認識させられるものでした。また、先の奥さんを選んだコメントの逆で、「奥さんは代わりがきくが、子供は代わりがきかない」といったものも、ありました。

奥さんは好き、子供は大切、熱いハートのライオンたち

今回、回答を寄せてくれた多くの人に、共通している点がありました。それは「奥さん」を選んだ理由の最初に「子供はもちろん大事だが」「両方大切だが」などがつくこと、「子供」を選んだ理由の最初に「奥さんも好きだが」「選べないが」などがつくことです。アンケートの前で手を止め、しばし悩んだ様子が見て取れるものでした。
アンケート結果のらいおんハート数は61%でしたが、もしかすると、実際はもっと高いかもしれないことを伺わせます。恋人時代も、結婚し子を授かってからも、概ね考え方に変わりはないことが表れており、熱いハートを持ち続けているライオンたちが、日本中にたくさんいることが想像できる結果になりました。

何でもすぐに調べないと気がすまない、分析が得意な結婚7年目のWebディレクター。 男っぽくサバサバしていると言われる事が多いが、息子のおやつは手作りするのがモットー。 毎日のおやつのせいか、旦那が最近肥えてきているのが気になっている。

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