結婚式に招待した人への年賀状のマナー

結婚式に招待した人への年賀状のマナー

結婚すると今まで以上に社会常識が問われるもの。その一つとして、年賀状が挙げられます。独身時代には年賀状を出していない人も、結婚したら夫婦として年始の挨拶をすることになります。では、結婚後に出す年賀状にはどのようなマナーがあるのでしょうか。

結婚したら年賀状は必須

最近では、年賀状を出さずに新年の挨拶をメールで済ませる人も見受けられます。
しかし、独身時代には許されることでも、結婚後に年賀状を出さないことは一人前の大人としての行動がとれていないとみなされがちです。また、夫と妻のそれぞれの言動が、夫婦としての評価に繋がることもあるのです。
結婚して二人で新たな家庭をスタートさせたら、年賀状は必ず出すようにしましょう。

結婚式に招待した人に年賀状は出すもの?

結婚して初めて迎える新年の年賀状は、結婚したことを報告する意味合いも含まれています。そのため、親戚や会社の同僚、友人など、親しい人やお世話になっている人には年賀状を出すようにしましょう。
結婚式に招いた人はもちろん、結婚した事実を知っていますが、結婚式に来ていただいたお礼を伝える場にもなりますので、改めて感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚した時期によっては、既に結婚報告のハガキを出しているケースもあり、しつこく思われるのではないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、周囲の方々のおかげで「無事二人で新年を迎えることができました」というお礼を伝える意味でも、年賀状を送るべきです。

結婚後の年賀状は連名にするべき?

結婚した友人の年賀状を見ていると、夫婦連名での年賀状の人が多いことに気づくかもしれません。結婚後の年賀状は夫婦連名とするべきなのでしょうか。

結婚後の年賀状を夫婦連名にするべきかどうかは相手によります。「夫婦連名で出すべき人」と「個人名で出す人」の分け方に明確なルールはありませんので、夫婦二人で挨拶をするべき相手かを話し合って決めましょう。

一般的には「夫婦連名で出すべき人」は親戚、結婚式に招待した人、夫婦共に面識がある友人、将来的に夫または妻を紹介する可能性のある友人です。会社の上司への年賀状は、結婚式に招待しているか、夫または妻を紹介しているかで判断しましょう。

「個人名で出す人」は、夫または妻と面識のない友人、夫婦の片方が入っている趣味のサークルの人などです。そのほか、婚約破棄や離婚の経験で傷ついている人、婚活が上手くいかずに悩んでいる人に送る場合、わざわざ夫婦連名で出す必要がないのであれば配慮する気遣いも必要でしょう。

独身時代は自由気ままに過ごしていても、結婚後には夫婦として親戚づき合いもすることになります。年賀状を通じて、周囲の方々へ結婚生活を無事スタートできたことへの感謝の気持ちを改めて伝えることは、家庭を築いていくうえでも大切なことです。

絵画鑑賞やインテリアや雑貨のショップめぐりが趣味です。料理、お酒が好きで、息子2人と夫と日々の生活を楽しみたいと思っています。

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