仲良しが一番!赤ちゃんの泣き声でハッとした夫婦喧嘩の原因は?

仲良しが一番!赤ちゃんの泣き声でハッとした夫婦喧嘩の原因は?

喧嘩中に赤ちゃんの泣き声が聞こえて、ハッと我に返る瞬間はありませんか?
子供がいるなら夫婦喧嘩は避けたいものです。今回は夫婦喧嘩のよくある原因について考えてみましょう。

1.お互いの浪費癖

金銭問題はありがちな夫婦喧嘩の原因です。
男性の場合は、凝り性の方も多く趣味にお金を掛けてしまうというのも多いケース。また、会社で働いている場合は、付き合いでの出費も。断りきれず、ある程度仕方のない部分もありますが、限度を決めて対応したいものです。 女性の場合は、ネイルサロンやママ友とのランチ、お稽古ごとにお金をかけすぎていませんか?フルタイムで仕事をしている人やパートタイマーの方、専業主婦の方で事情はそれぞれ違いますが、それらの1回の金額に驚く男性は多いようです。
お互いのお小遣いは月にいくらぐらいまでするなど、家計の事情を話した上で事前に相談して決めておくと良いかもしれませんね。

2.趣味に没頭して育児をしてくれない

ゲームをしたり、テレビを見たりして育児を手伝ってくれない。そんな夫の姿を見て悲しい気持ちになったことはありませんか?
子供が小さいうちはよくあることかもしれませんが、育児だけでなく家事にも非協力的だと「どうして私ばっかり...」という気持ちになるのではないでしょうか。特に共働きの夫婦だと、外でも働いて家でも働いて、24時間休む間がないという状況になることも。不公平がないように育児や家事の配分を日頃から話し合うことが大切です。「僕は何もできないから」というスタンスをとられてしまうと、その後の自分の仕事が大変になるだけです。「お風呂入れるのがすごい上手!」など、早いうちから得意そうな分野や、ムリなくできそうな部分をそれとなく割り振って、役割分担を決めてしまいましょう。もちろん、感謝の言葉を伝えることもお忘れなく。
また、全自動洗濯機やお掃除ロボットなどの出費は一時的には大きいですが、お互いにとって負担が軽くなりますので検討してみるのもいいかもしれませんね。

3.お小言やヒステリー

常に戦闘モードになっていませんか?
文句ばかり言われると誰でもイヤになります。特にプライドの高い男性は妻からのお小言やヒステリーが続くと逆ギレして、そこから大喧嘩に発展することもあります。戦闘モードになった妻に対して、ついつい応戦したくなるかもしれませんが、どちらかが冷静であることが必要です。
そもそも、妻が戦闘モードに突入した理由は何だったのでしょうか。家事や育児に追われて余裕がない、体調が悪い、日頃から溜まった夫への不満...。夫側のちょっとした気遣いで妻の戦闘モードが発動されない場合もあります。もしくは、そのちょっとした気遣いによって妻の機嫌が一気によくなる場合もあります。女性の気分というのは女性の私が言うのも何ですが難しいもので、少しのことで180度変わってしまったりすることもあるのです。
妻の方も、冷静になってみると自分の言い方にも問題があった、言い過ぎたな、と感じることもあるでしょう。そんな時は素直に謝るとともに、一度小言やヒステリーを起こしている自分の話し声をスマホで録音して冷静な時に聞いてみてください。思っている以上にキツい言い方をしていたり、意地悪な表現をしているものです。

夫婦喧嘩に熱中してしまうとつい周りが見えなくなってしまいます。しかし、赤ちゃんの前での夫婦喧嘩は発育にも影響があります。

赤ちゃんは言葉を話せないし、状況を理解していないから喧嘩をしても大した問題ではないと思っていませんか?言葉を話せない分、じっと2人の姿を観察しているのです。普段は優しいお父さんとお母さんが明らかにいつもと違う様子になっていると、赤ちゃんは不安や恐怖心を感じます。それが不眠に繋がったり、情緒不安定にさせたりしてしまいます。さらにひどい場合になると、強いストレスによって発熱や嘔吐、下痢やけいれんを起こすこともあり、あやしても泣き叫ぶという状況になることもあるそうです。感じた不安や恐怖心を発散できずに、小さな体に変化が出てしまうのですね。

「うちの子は喧嘩していても静かにしているから大丈夫」という方も要注意です。「サイレントベビー」という言葉をご存知でしょうか。じっと喧嘩している様子を見ている、大きな物音にも動じない、泣かないというのは育てやすく感じるかもしれませんが、実は感情表現をすることを拒否してしまっている状況なのです。大人でもそういう時ってありますよね。「もううんざり」の状況です。サイレントベビーは早めに解決しなければ、コミュニケーション力が極端に低い子供になってしまう場合があります。気をつけましょう。

喧嘩している時は子供の気持ちになって考えてみましょう。お父さんとお母さんが言い争っている姿は、決して気持ちのよいものではないはずです。赤ちゃんはそうした様子を敏感に感じ取っています。子供の前で喧嘩するのはなるべく避け、夫婦喧嘩の原因となるものを日常的に注意深く排除しましょう。

自身の経験に基づく記事をモットーに、恋愛、美容、結婚、旅行、グルメなど幅広い記事を各種メディアに寄稿中。 結婚9年目に突入、女子会の話題が恋愛から健康管理とアンチエイジングに変わりつつあるのを感じてちょっぴり切ない今日この頃。

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