別れたくない!離婚の危機を乗り越えて夫婦円満に修復するには?

別れたくない!離婚の危機を乗り越えて夫婦円満に修復するには?

どんなに仲良しに見える夫婦にも、外から見えない悩みや不満はつきもの。時にはそれが原因で、離婚の危機に陥ってしまうこともあります。
お友達に相談したり、愚痴ったりしている間はまだマシ。悩みや不安が深刻になればなるほど誰にも相談できなくなり、グルグルと闇のループに巻き込まれてしまいます。

本当に「価値観や性格の不一致」が原因?

「離婚したい」と思うきっかけは何なのでしょうか。よくあるのは「価値観や性格の不一致」です。メジャーな離婚の原因ですね。でも、よく考えてみてください。別々の環境で育ってきた人間が、価値観も性格もピッタリ合うほうが少ないのです。お互いをリスペクトする気持ちがあれば、価値観や性格が多少違っても問題視されることはないはず。
離婚を提案された場合には、自分にも何かしらの原因があるのでは?と考えてみましょう。
例えば、パートナーから「もう好きではなくなった。一緒に生活できない。」と言われた場合はどうでしょうか。あなたは、相手に感謝や愛情を伝えていましたか。仕事や子育てを理由に、相手に寂しい思いをさせていませんでしたか。相手の変化に気づいてあげられる余裕や、優しさがありましたか?

離婚の危機を乗り越えるためには

突然、離婚の申し出をされた場合に重要なのは、パニック状態にならずに相手の言い分を気が済むまで冷静に聞いてあげることです。離婚したいと言い出すのはかなりご立腹のシルシ。本当に話し合いの余地もないほど離婚の意思が固まっている場合は、何も言わず離婚届だけを置いて出ていくパターンが多いのです。
つまり、離婚の意思を伝えて、話し合いをしようという姿勢があるうちはまだまだ挽回のチャンスがあるという可能性も。まずは、しっかりと相手の話を聞くことが大切です。話し合いが1日では済まない場合は、カフェやバーなどゆっくりと話ができる場所に移動するのも効果的です。
その後は「考える時間が欲しい」と間をおくことも大切です。その場合、あまりに期限を先延ばしにしても相手の怒りを買うだけなので、1週間や2週間といった、短すぎず長すぎずの時間を提示することをおすすめします。答えを出した後は、見栄や虚勢を張らずに素直に気持ちを伝えましょう。落ち込んでいる姿を相手に見せることも怒りを沈静化させ、離婚を踏みとどまらせるきっかけになります。言葉でうまく話すことが苦手な人は手紙を書いてもいいでしょう。

生まれ変わったあなたを見せよう!

離婚の危機を乗り越えても、その後の生活はなかなか以前のようには戻りません。しばらくは気まずい状態が続き、腫れ物に触るような態度で相手に接しなければならないことも。大きなストレスになるかもしれませんが、離婚はお互いにとって大変なことばかりだと肝に銘じておきましょう。
離婚したいという気持ちは突然沸き起こるものではありません。多くの場合は積もり積もった不満が爆発した結果です。相手の言い分を聞いてあげたのなら、今度は生まれ変わった自分をアピールしましょう。お互いがパートナーの気持ちに寄り添って、新しい生活を作り上げていくことが重要です。

自身の経験に基づく記事をモットーに、恋愛、美容、結婚、旅行、グルメなど幅広い記事を各種メディアに寄稿中。 結婚9年目に突入、女子会の話題が恋愛から健康管理とアンチエイジングに変わりつつあるのを感じてちょっぴり切ない今日この頃。

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