結婚55周年を祝うエメラルド婚式!尊い夫婦の時間をこれからも重ねよう。

結婚55周年を祝うエメラルド婚式!尊い夫婦の時間をこれからも重ねよう。

55周年の結婚記念日を「エメラルド婚式」と呼びます。長年連れ添った夫婦のお祝いとしては銀婚式や金婚式がポピュラーですが、他にも素敵な婚式があります。55周年の節目を迎えるご夫婦を祝うのは「エメラルド婚式」。透明感あふれるやさしい緑色の「エメラルド」にちなんで、円熟した二人の愛情と感謝を伝え合って過ごしましょう。

エメラルド婚式の意味とは?

エメラルド婚式は金婚式の5年後、つまり半世紀を超える長い時間をともに歩んできたお祝いの日です。
エメラルドは、透き通った翠が心を優しく落ち着かせてくれる宝石。パワーストーンとしての主な意味は「宇宙の叡智」。
幸運や安定、幸せな結婚生活の守り石となると言い伝えられてきました。
50年を超えるあいだ夫婦として暮らしてきたお二人には、楽しいことばかりではなく色々な出来事があったことでしょう。
見る人を癒す力を持つエメラルドに例えられた55年目の婚式には、様々なことを乗り越えて強さを増したご夫妻の絆と、お二人が乗り越えてきた道のり、そして知恵と思いの深さを尊ぶ意味が込められています。

エメラルド婚式に贈りたいプレゼント

55年間を寄り添って歩く...言葉では簡単に言えますが、すべての夫婦ができることではありません。
時にはケンカもしたでしょうし、意見が食い違って悩んだ日もあるでしょう。様々なアクシデントが、お二人の人生に意地悪な課題をもたらしたかもしれません。
そんな険しい山々を一歩一歩堅実に進んで築き上げた、夫婦の固い絆にふさわしいのは、エメラルドをあしらったアクセサリーです。

エメラルドは「世界四大宝石」のひとつに数えられるほど有名な宝石で、デザインも豊富に揃っていますからご夫婦で気に入りの一品を探しにショップを回るのも、楽しいひと時となるのではないでしょうか。
ポピュラーなのはブローチやネックレス、指輪など。男性用にはカフスなどがありますが、最近ではもっと気軽に飾れるアイテムも増えてきました。

エメラルド婚式のワンポイントアドバイス

「55年目のお祝いなんて、いまさら...」と感じる人も少なくないようです。
中には「照れ臭いから」と、記念日を覚えていても何もしないご家庭もあり、なかなか「祝おう」と言い出せるムードにならないこともあるようですね。
そんな時には、ご家族を巻き込んで全員でお祝いしてみましょう。
おすすめは「手形」です。カラフルな色で手形を取り、イラストを足して動物の形にしたり、メッセージを書き添えたりと自由なスタイルでお祝いする方法です。
年齢や人数に関係なく参加できますから、家族で楽しみながらお祝いの日を賑やかに過ごすことができますよ。
ピンクやブルー、グリーンで鮮やかに彩られる手形は、見ているだけでハッピーな気持ちになれるので、大切な日の記念になるでしょう。
色とりどりの粘土に手形を押したり、好きな色のペンキや絵の具で色紙に押したりするのも良いですし、ペンでお互いの手を縁取りし、重ね合わせるのも素敵。
まるでご主人の手が奥様の手を包み込み、優しく守っているような構図ができるでしょう。
クリアなガラスプレートに金や銀など品の良いインクで手形を押し、ワンポイントでエメラルド色のスワロフスキーなどをあしらえば、リビングにも飾れるおしゃれなアイテムになりそうですね。

喜びも悲しみも分かち合ってきた互いの手。
エメラルド婚式の日は、仕事や用事を少しお休みしていたわってあげましょう。
二人の歴史に思いを馳せ、手をつないでゆっくり街を歩くだけでも、うまく言葉にできない思いがきっと伝わるはず。
手は心の鏡です。「手形の贈り物」で仲睦まじく、どうぞ有意義にお過ごしください。

▼他の結婚記念日のお祝い方法・プレゼント

60周年(ダイヤモンド婚式) その他の結婚記念日はこちら

▼両親の結婚記念日のお祝い方法・プレゼント

両親への結婚記念日プレゼント

ミクロな家庭生活からマクロな世界経済まで、幅広く執筆活動を行っているフリーライター。人の役に立つ記事を書くことが目標。最大の癒しは子どもの笑顔。「成長なんかしないでかわいい子どものままでいて欲しい」

夫婦のヒトコマ劇場夫婦のヒトコマ劇場