仲良く一緒に過ごすべき? それとも一人で静かな時間を? 夫婦の週末の過ごし方、多いのはどっち?

仲良く一緒に過ごすべき? それとも一人で静かな時間を? 夫婦の週末の過ごし方、多いのはどっち?

仲睦まじい夫婦に、越したことはありません。ところが、夫婦で一緒に暮らしていれば、特に揉めごとはなくても、「夫もしくは妻と少し距離を置きたい」と感じる人もいることでしょう。逆に、ふだんは共働きや子育てで忙しいため、「ゆっくり夫婦水入らずで過ごせる時間が欲しい」と望む人だっているはず。そこで今回は、30代から40代の既婚者の男女100人に「週末は配偶者と一緒に過ごしたい派or一人になりたい派」というアンケート調査を実施してみました。さっそく結果を見てみましょう!

アンケート結果「あなたは週末、配偶者と一緒に過ごしたいか、一人になりたいかどちらですか?」

Qあなたは週末、配偶者と一緒に過ごしたいか、一人になりたいかどちらですか?

 ※調査概要
 調査対象:30~40代既婚者  男性 34名/女性66名
 調査期間:2016/5/23~2016/5/30
 有効回答数:100
 ブライダルデー調べ

「一緒でいたい派」の意見

夫婦の絆は強し!

  • まだ子どももいないので、二人の時間を大切にしたい。(女性・福岡県30歳)
  • 子どもたちとも賑やかな週末がいいと思っています。(女性・石川県42歳)
  • 二人で何かをする訳ではないが、ふだんお互い仕事ですれ違いが多いから休日くらい一緒にいたい。(男性・愛媛県31歳)

子どもの有無、あるいは共働きによる夫婦間のすれ違いから、一緒にいることを望む声が目立つ形に。子どもができる前、そして子どもができたあとは、一見すると対照的。それなのに、両方で一緒にいたいと思えることには、どこか夫婦の絆を感じてしまいます。

常に一緒! 果てしない愛情はもはや共依存?

  • チケットや宿泊先の予約も面倒臭いし、行った先々での対応もしたくないので二人で行って、面倒臭いことは主人に任せます。(女性・愛知県47歳)
  • 腐れ縁というかどこまでいっても同じ所にいる予感がしているので、結局二人で過ごします。(男性・福岡県37歳)
  • できれば一時も離れたくない。海外留学さえ家内を一緒に連れていったくらい。(男性・大阪府40歳)

自分から行動するのが苦手な人にとって、何かと対応してくれるタイプは、確かに便利な存在。そう考えると、一緒にいたいというよりは、依存しているような気もしますが...。

一方、夫婦間には、どこかスピリチュアル的なものもあるようです。それは他人に感じることはなく、また他人には分からないから、夫婦といえるのでしょう。それにしても、転勤や出張ならまだしも、海外留学に妻を同伴させるという声には驚きです。人の愛情に、底など存在しないのでしょう。

「一人になりたい派」の意見

役割分担と距離感が大切!

  • 一緒にいると食事の支度や身の回りの世話をさせられるので。一人になりたいです。(女性・広島県39歳)
  • 主人は家のことを全くしないので、主人と休みが一緒だと常にご飯の支度をしなくてはいけません。(女性・新潟県41歳)
  • ずっとべったりは元々苦手で、適度な距離がないと苦痛になりますので、時々一緒にボーッとするのがちょうど良いです。(女性・埼玉県37歳)

妻に家事を任せきりでは、妻のストレスは溜まるばかりです。そうしたとき、はけ口もなければ、一人になりたいと思うのは当然のこと。やはり、いくら仕事が忙しくても、家庭における役割分担は大切。それに加えて、夫婦の間には適度な距離感も必要といえるでしょう。

夫婦間にはいろいろある......

  • 一緒に生活していても、最低限のプライバシーは尊重してほしいと思うタイプなので、休みの日は一人でいる方が好きです。(男性・兵庫県38歳)
  • 一緒にいても趣味が合わないし、話も合わないので疲れる。(女性・大阪府48歳)
  • 会社に行くとウソをついて、大学時代の友人と遊んだりしています。(男性・東京都31歳)

最低限のプライバシーはまだしも、「話も合わないので疲れる」「ウソをつく」になると、なぜ結婚をしたのか疑問が残るところ。とはいえ、それなりの理由もあるのでしょう。深い詮索は野暮なので、ここはそういうことにしておきます。

理想は尊重し合える夫婦!

両極に分かれた夫婦間の意見は、いかがでしたか? 双方の声から1つ言えるとすれば、それは「お互いの気持ちを尊重し合うこと」なのではないでしょうか。いくら夫婦といえど、元は他人同士。よって価値観はもちろん、育ってきた環境や習慣、そして趣味が違うのは当然なこと。同じ屋根の下で夫婦が暮らすとなれば、お互いを認めたり、受け入れたりしないと、円満な生活も長くは続きません。
そうしたとき、週末を家事分担の日に充てたり、夫婦水入らずでのんびり過ごしたり、互いに趣味の時間を楽しむなど、それぞれの意見を尊重して週末の過ごし方を決めると、楽しい夫婦生活を長く続けられそうです。

何でもすぐに調べないと気がすまない、分析が得意な結婚7年目のWebディレクター。 男っぽくサバサバしていると言われる事が多いが、息子のおやつは手作りするのがモットー。 毎日のおやつのせいか、旦那が最近肥えてきているのが気になっている。

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