はじめての夫婦キャンプを楽しむには?キャンプにまつわる疑問から人気のグランピングまでご紹介

はじめての夫婦キャンプを楽しむには?キャンプにまつわる疑問から人気のグランピングまでご紹介

外で楽しめるアクティビティはさまざまなものがありますが、夫婦の絆を深めたいのであれば、キャンプがおすすめ。自然を楽しみながらの共同作業で、ゆっくりと夫婦の時間を過ごすことができます。しかし、中にはキャンプは初心者だから、何から準備すればよいのか分からないという方や、何となく準備が大変そうという方もいらっしゃるでしょう。今回はそういったキャンプに関する疑問について解説します。

夫婦でキャンプを楽しもう

新婚ほやほやの夫婦はもちろん、ちょっぴりマンネリ気味の夫婦にもキャンプはおすすめです。なぜキャンプがおすすめなのか?夫婦二人で行くキャンプの醍醐味をまとめました。

・キャンプだからこその共同作業

キャンプといえば共同作業。どの程度自分たちで用意するか、テントを利用するかコテージを利用するかにもよりますが、キャンプでは様々な共同作業が想定されます。例えば、料理の準備です。BBQなど場合によっては火を起こす作業から始めなくてはならないこともあります。さらにテント張り。こういった作業は1人でもできる作業ではありますが、夫婦二人で協力するからこその楽しさがあります。

・外で食べる楽しさ

家の外で食事をするということもあるかもしれませんが、ほとんど知らない場所で食事をするということ、自然に囲まれた中で食事をするという機会はそう多くはないはずです。さらに二人で協力してつくった料理ならおいしさも倍に感じられるかも!広い空間で食を満喫する、これもキャンプの醍醐味のひとつではないでしょうか。

・自然の中で過ごす二人の空間

キャンプ場の多くは、川辺や林道など豊かな自然を感じる場所にあります。夜空に浮かぶ無数の星に、自然がつくりだした新鮮な空気。特に都会で過ごしている夫婦にとってはいつもとは違う空間であり、ゆっくりと羽を伸ばせる時間になるのではないでしょうか。

キャンプをする前に知っておきたいこと

いざキャンプにいこう!と思い立っても準備が不十分だと楽しく快適なキャンプを送ることができません。初心者が陥りがちな失敗も踏まえながら、キャンプ前の準備について確認してみましょう。

~キャンプ前の計画編~

まずキャンプに行くならキャンプの計画を立てることから。キャンプ場選びの際に気をつけたいポイントをご紹介します。

・炊事場が整っているか

キャンプをする場合、キャンプ先で料理をするということが多いと思います。BBQなどで炊事場を利用しなくても気になるのは皿の洗浄や手洗い、飲み水など水の心配。キャンプ場の中には煮沸しないと飲用として使えない場合もあるので、事前に確認し、飲用できない場合は、別に飲み物を用意するようにしましょう。

・トイレやシャワーはあるか

キャンプ場所によっては、お風呂がない場合などもあります。トイレやシャワーは簡易トイレや体を濡れタオルで拭くなどで代用できますが、衛生面が気になる場合や初めての場合は、トイレやシャワーが完備されているキャンプ場がおすすめです。また近くに温泉があるキャンプ場もあります。事前にアクセスや営業時間を調べておくのがおすすめです。

・サポートやペットについて

キャンプ場によっては、テント張りやBBQのサポートなどを行っているところもあります。初めてで不安な場合は、サポート面がしっかりしているキャンプ場を選ぶのがポイントです。また、キャンプ場によってはペットの同伴を禁止しているところもあります。事前に確認しておきましょう。

~キャンプにおいて最低限必要なものとは~

キャンプをするうえで必ず揃えておきたいものをご紹介します。

・食材や調理器具

多くのキャンプ場では自分たちで持参することになります。調理器具は、フライパンや鍋などの簡易的なもののほか、小さめのガスコンロ、BBQであればBBQ用のコンロと炭、トングを用意しておきましょう。必要な場合は飲み水などの飲料水も忘れずに。

・食器

キャンプでは割れやすい食器ではなく、紙やプラスチック製のコップや皿が便利です。

・ジャグ

料理や手洗い、飲料用に水を溜めておくタンクのようなものです。キャンプ場によっては水場が遠い場合もあるので、ジャグがあるととても便利です。

・寝袋

冬はもちろん夏も夜になると冷えます。防寒対策も踏まえて、人数分の寝袋は用意しておきましょう。寝心地が気になる場合は、簡易的なマットも用意しておくと便利です。

・タオルやティッシュ

基本的なものですが、汗を拭くなど意外に使いどころが多いのでしっかり準備しておきましょう。また、手を拭く用にウェットティッシュがあると便利です。

・懐中電灯

テントの場合は、電源がないため電気がありません。懐中電灯のほか、ランタンなどの灯りを用意しておきましょう。

・雨具

天気が急変するということも少なくありません。雨かっぱや長靴など雨具の準備もしておきましょう。

・テント

キャンプにもよりますが、コテージなどを利用しない場合はテントが必要です。初心者ならばテントを立てるのにてこずることもあります。テントでのキャンプの場合は、テントの立て方について動画などで確認しておきましょう。

もっと知りたい!キャンプに関する疑問

初めてのキャンプで気になる疑問についてまとめました。

・キャンプでの服装は?

動きやすい服装がベストです。夏場なら半袖半ズボンにスニーカーなどで良いでしょう。しかし、朝や夕方になると虫に悩まされます。ジャージなど上下長袖長ズボンも寝る前の服装として準備しておきましょう。また、夜は冷えますので、冷え性の方は特にネックウォーマーや腹巻、レッグウォーマーなど体を温められるグッズを持っていくと便利です。

・気になる紫外線

キャンプは基本外で楽しむものですから、紫外線対策はできるだけ行った方が良いです。日焼け止めでの対策はもちろん、熱中症予防のためにも帽子も準備するようにしましょう。

・キャンプでの虫よけ対策は?

外でのキャンプは、少なからず虫がいるものです。できるだけ虫に悩まないためにも、テントは虫が増える夕方前には立てておく、蚊取り線香などの虫よけグッズを持参するなどして対策しましょう。最近ではシトロネラという虫が嫌う成分が含まれたキャンドルも販売されているので、雰囲気を壊したくない方は、虫よけ対策としてこうしたキャンドルを使用してみるのもひとつです。

・トイレやお風呂がない場合は?

キャンプ先によっては、お風呂やトイレがない場合があります。お風呂は近場にあればそこで済ませるという方が多いようです。ない場合は簡易シャワーで済ませる、ウェットティッシュで対応するなどしましょう。トイレの問題については、女性にとってはかなりデリケートな問題。施設内にトイレがない場合は、簡易トイレを持っていくなどして対処しましょう。

・キャンプで出たごみは?

キャンプでは出たごみは自分たちで持ち帰るというのがマナーです。ゴミ袋も忘れずに持っていきましょう。

・キャンプをもっと楽しみたい

キャンプの醍醐味は大自然の中でアクティビティを楽しみながら外での宿泊を楽しめるという点です。川周辺のキャンプ場ならカヤックや釣り道具を林道ならマウンテンバクなどを準備もしくはレンタルできるお店を事前に調べておくと良いです。また、ハンモックや星を楽しむための望遠鏡など、二人のスタイルに合わせてキャンプをもっと楽しめるためのツールも用意しておくとより楽しいキャンプライフがおくれますよ。

はじめてのキャンプならグランピングもあり

いろいろ計画はしてみたものの、やはり初めてのキャンプには少し不安が残るという場合は、グランピングを選択してみるのもありです。グランピングとは、魅力的や華やかなという意味のあるグラマラスとキャンピングかけた造語のこと。一言で表すと豪華なキャンプです。

イメージ的には、ホテルの部屋の中がそのままテントの中に取り入れられたと考えると良いでしょう。つまり外で野営はするものの、テント内にはベッドやソファーなどの生活環境が整っているので、生活の質を落とすことなく優雅に過ごすことができます。
グランピングの場合、自分たちでテントなどの準備をする必要がなく、宿泊やキャンプに必要なものは宿泊施設などが用意をしています。さらに、食事やテントの造設は宿泊施設のスタッフが行うことがほとんど。テントの知識などがあまりなくても、安心してキャンプに集中できます。キャンプに慣れていない夫婦でも、準備に手間どうことなく快適に過ごすことが可能なのです。

定番のキャンプはもちろん、グランピングという楽しみ方もあります。どのような時間を過ごしたいのか、二人で計画を練って、お互いに楽しめるアウトドアを計画しましょう。

ホットなニュースや新しいことが大好きで、情報収集をすることが日課になっています。ライターとしても、情報をより分かりやすく紹介できるよう努めてまいります。

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