愛し合っていたはずなのに・・・夫婦の離婚を決定づける問題ってなに?

愛し合っていたはずなのに・・・夫婦の離婚を決定づける問題ってなに?

今や夫婦の3組に1組が離婚すると言われるくらい、離婚はそう珍しいことではなくなってきました。が、どの夫婦もかつては一生をともに過ごそうと決めた相手であり、その気持ちを確かめ合って判を押したはず。それが日々の暮らしの中で、どのように変化し、別れを決意させるのでしょうか。離婚は、結婚より10倍体力を使う、とも言われます。それだけのエネルギーを費やしても別れたいと思った理由と、どうすれば離婚が防げるかについて、かつて離婚を経験した男女に、アンケートをお願いしました。

アンケート結果「あなたが離婚した理由を教えてください。(離婚を防ぐために必要だと思うことについてもお答えください)」

Qあなたが離婚した理由を教えてください。 ※2016年ブライダルデー調べ

こんな人だと分かっていたら、結婚していなかったのに

1位:性格の不一致・価値観の違い・・・51%

「性格の不一致」は、今も昔も変わらない、離婚原因のトップです。長く日常をともにする中で、違いがどんどん際立ってくる様子が、コメントに表れていました。

  • 相手がものすごくこだわりが強い人間で、自分が思ったことが絶対だという考えの人間で、少しでも否定すると1年以上口を利かなくなり、家庭内別居から完全に気持ちが冷めてしまいました。初めは相手の意見に合わせようと努力していたのですが、頑固すぎて耐えられなくなりました。(女性・福岡県25歳)
  • 結婚してずっとセックスレスで、夫婦というよりも同居人のような感覚にしかなれなかったから。(男性・福岡県40歳)
  • 好きなものと嫌いなものが、何から何まで逆でした。(男性・東京都54歳)
  • 子供が独立して夫婦二人の生活に耐えられなくなりました。会話もなく、価値観が違うので一緒にいることがストレスに感じました。お互いに我慢する生活は、心身共に悪い影響があるので思い切って離婚しました。子供達は反対せず、普通に親子関係を維持しています。(女性・大阪府50歳)
  • パートナーの実家が資産家なので、サラリーマン家庭で育った自分とは金銭感覚が違い過ぎた。(女性・滋賀県35歳)

「性格の不一致」を選んだコメントの中には、教訓に関しての記述も多くありました。

  • 話を聞こうと努力することが必要。本心を言わなければ、納得して前にすすむことができないので、話を冷静にするべき。(女性・大阪府38歳)
  • 出来るだけコミュニケーションをとることが大切だと思ったから。(男性・宮城県35歳) *恋人同士の時間を長く持ち、また同棲の時間も長く設けることで、お互いがもっと良く見えるようになると思います。(男性・埼玉県40歳)
  • 結婚を焦って、付き合っている頃にもっと相手をよく知っておくことが大切だったと思う。(女性・東京都19歳)

離婚原因は、もちろんひと言では表せないものでしょうが、二人に一人が「性格の不一致・価値観の相違」を第一に挙げています。中には「水回りの使い方が耐えられない」とか、「洗濯物の干し方やたたみ方に譲れない部分がある」など具体的な指摘もあり、それぞれの夫婦にしか分からない事情が想像されました。
「あらゆる面で考え方が合わなかった」と総括するコメントもありましたが、それに対応するように、「結婚前に同棲して共同生活のイメージができていれば、結婚を思いとどまっていた」とする意見も。さらに「冷静な話し合い」と「お金の使い方のすり合わせ」の必要性を指摘するものが複数ありました。

信頼関係がなくなったら、夫婦はおしまい

2位:パートナーの浮気・・・14%

  • 浮気は最大の裏切りなので、許せませんでした。お互いに信頼感を持つことがなにより大切だと思います。(女性・福岡県31歳)
  • 妊娠中に浮気され、出産後に相手が精神的に壊れ始め、DVになりかけていたので離婚しました。(女性・北海道42歳)
  • 一回目は許しましたがそのあと何回もしてたので離婚をしました。(女性・宮城県24歳)

パートナーの浮気が離婚原因としたコメントは、圧倒的に女性が占めていました。「妊娠中」とか「一度は大目に見た」という共通点もあり、プラス何がしかの日ごろの不満が重なり、離婚に至ったというケースが多いようです。

互いを尊重し合う気持ちが大切

3位:パートナーのモラハラ・DV・・・11%

  • 離婚した主人からずっとモラハラ(精神的DV)を受けていました。極度のマザコンだった為、姑との付き合いも大変でした。離婚を回避する方法は自分がどれだけ我慢できるかだと思います。(女性・広島県32歳)
  • 言葉の暴力がとにかく酷くて精神的にまいってしまったのが理由です。(女性・大阪府44歳)
  • お酒を飲むと人が変わり暴力がひどかったため、離婚しました。(男性・京都府33歳)

恋人時代はなかったモラハラやDVが、結婚後出てきて離婚に至ったというケースが少なくないようです。我慢の限界を超えて離婚に至るのだから、「離婚を回避するには、自分がどれだけ我慢できるかだと思います」という広島県の女性のような、少々皮肉な意見もありました。自身の努力だけではどうにも改善できない、やむを得ない事情もあるということですね。

共同生活するうえで、うやむやにできない習慣

4位:パートナーの浪費癖・・・10%

  • 決して多くはない収入なのに私が節約しても夫は無計画に高額なものを購入するので次第に我慢するのが馬鹿らしくなってしまった。金銭含む価値観を婚前にしっかり見極めるべき。(女性・東京都40歳)
  • 結婚直後から相手の浪費癖が原因の借金を抱えていました。金額が大きくなり自己破産になったので別れました。(男性・広島県32歳)
  • 稼いだ以上に使う人で私の稼ぎをアテにしだしたので、そこで切りました。(女性・兵庫県33歳)

離婚原因で一番多かった「性格の不一致・価値観の違い」でも、金銭面の指摘は多かったので、この「浪費癖」を合わせると、原因としてはかなり重要な位置を占めているようです。結婚前に十分見極めておくべき、との声が多数ありました。

守るべきは、わが子の幸せ

5位:子供を大切にしてくれない・・・7%

  • 子供にまで暴力を振るってきたので離婚をしました。(男性・愛知県46歳)
  • 自分の時間を一番大切にして、子供優先でない。機嫌が良いときのみ子供に寄っても、子供も懐かない。それならいなくても同じだと思いました。(女性・静岡県35歳)
  • 子どもが生まれてから、子どもの世話を全くしてくれなかったので意見の食い違いで離婚しました。(男性・大阪府25歳)

「子供を大切にしてくれない」と回答した人には男性も複数いたことから、一般的なイメージとはかけ離れた夫婦の姿が、それぞれにあるのかもしれません。子供の成長に悪影響が及ぶという判断は、離婚を決意させるのに十分なのでしょう。

お互いの思いやりが大事。時には我慢が必要なことも

その他としては、「妻が宗教にはまり家庭をかえりみなくなった」「仕事人間だった」などがありました。当時を振り返り、今後を考えるとしたら、「相手を思いやる気持ちを忘れずに生活することが大事」「お互いを尊重し、助け合っていく」と、「思いやり」「尊重」というキーワードが、老若男女問わず出てきました。
片方の努力だけでは解決できない問題も多く、「結婚前に、どのような人物なのかしっかり見極めるべき」という声も。それも含んで、「パートナー側の理由も考慮すべきであり、自分も反省すべき点があったように思う」というコメントに、すべて集約されているようでした。

何でもすぐに調べないと気がすまない、分析が得意な結婚7年目のWebディレクター。 男っぽくサバサバしていると言われる事が多いが、息子のおやつは手作りするのがモットー。 毎日のおやつのせいか、旦那が最近肥えてきているのが気になっている。

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