願いを込めて...夫婦揃って参拝したい、関東で有名な子宝神社5選!

願いを込めて...夫婦揃って参拝したい、関東で有名な子宝神社5選!

子宝を授かりたい時に参拝できる神社があります。
子宝に恵まれない悩みは人に相談しづらく、妊活中は心細い思いをしている方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、子宝神社に夫婦揃って参拝してみてはいかがですか?子宝や子授けのご利益が高いと評判の神社に夫婦でお参りし、子宝祈願をすれば、きっと心を落ち着けることができるでしょう。

子宝神社ってどんな神社?

子宝神社とは、そこに参拝したことで「子宝に恵まれる」と言われている神社です。
古くから高い御神威が認められている神社も多く、長い歴史の中で多くの女性を支え続けています。

一般的な神社との違いは、「子宝祈願」や「子授守(こさずけまもり)」の準備が常に整っており、子宝を待ち望む願いを快く受け入れてもらえること。
神社によっては手を合わせるだけでなく、境内に置かれている像や石などに触れると子宝が授かりやすくなる、というジンクスが口コミで広がっていることもあります。
それぞれの言い伝えに沿ってご祈願すれば、より高いご利益を得られるかもしれませんね。

ご利益を高める、正しい子宝祈願の参拝方法

神社の参拝には正しい作法があります。子宝祈願のご利益を高めるためにも、正しい参拝方法でお参りをしましょう。

・軽く一礼をして鳥居をくぐる
・手水舎(ちょうずや)で手と口を清める
 柄杓(ひしゃく)を右手に持ち、左手、右手の順に洗い清める
 左手に水を受けて口をすすぎ、再び左手を洗い、柄杓を立てて柄を洗う
・参道の真ん中は神様の通り道なので避け、常に「自分から見て左側」を歩くこと

神殿へ進んだら、まず賽銭(さいせん)をあげ、鈴を鳴らしてから拝礼を行います。
拝礼の基本は、一般的に「二拝二拍手一拝」(「二礼二拍手一礼」とも言う)。異なる神社もありますが、今回ご紹介する五つの神社は、すべてこの参拝方法です。

・二拝(二礼)
 直立姿勢から腰を90度に曲げるよう深くお辞儀を2回する
・二拍手
 柏手を2回、打つ
・一拝(一礼)
 深いお辞儀を1回する

参拝が終わった後は礼節を保って参道を歩き、鳥居の前で一礼し、感謝の気持ちを示して神社を後にしましょう。

子授け祈願ならここ!江戸時代から続くパワースポット「水天宮」(東京都)

江戸時代から続く子授けの神様として、水天宮には一年を通して多くのお参り手が訪れています。
2018年には江戸鎮座二百周年を迎える、都内でも有数の歴史あるお宮。総本山は福岡県久留米市にあり、水の神、子授けの神として広く信仰を集めてきました。
子授けから子育てまで長くご利益があるとされ、母になる女性をしっかりお守りしてくださるので、折に触れお参りすることができるのも信頼の厚い理由でしょう。
日本では古くから、多産である犬にあやかって、戌の日に子宝祈願をしてきました。境内にある子宝犬に夫婦揃って触れ、子宝犬の絵馬を枕元に置くと良いというジンクスもあります。

境内にある猿の像がご利益を高めてくれる!「日枝神社」(東京都)

水天宮と並んで、江戸時代から子宝神社として知られている日枝神社。
日本の中心部と言われる永田町に鎮座しており、国会議事堂など近代的な建物に囲まれた中にありながら、しんと澄んだ空気に心が静まります。
江戸幕府を築き上げた徳川将軍家も日枝神社で子授かりを祈願したと言われ、子授矢や子授守が人気です。
日枝神社に飾られているのは猿の像。猿の持つ子供への愛情の強さにあやかり、子宝を祈願するようになったと言われています。
境内には夫婦の猿像があり、子猿を抱いた母猿の像を撫でるとご利益があると言われていますので、参拝の際には忘れずに猿像を探しましょう。

TVでも紹介される有名な子授け守りで子宝祈願!「善名寺」(静岡県)

西暦724年に建立され、江戸時代には徳川家康の側室であるお万の方が参拝し、子宝に恵まれたことで知られている善名寺では、子授け守りのご利益が高いと全国で評判になっています。
善名寺のお守りは、ご祈祷の際に頂けるもの。ご祈祷は事前予約がおすすめです。
祈祷後に頂けるのは子授守と小さな着物。このお守りを入れる袋を自分で縫い、大切に身につけます。
めでたく授かったら、お礼にもう一枚小さな着物を縫ってお守りと一緒に奉納し、子供の健やかな成長の祈願をすると良いでしょう。ご本尊の前には、願いが叶ったお礼の着物がぎっしりと貼られて驚くほどです。
お寺の近くには、お万の方も入ったと言い伝えられている「子宝の湯」があり、お参り後にそちらへ足を運ぶ方も少なくありません。

全国から参拝者がある子宝神社!朝ドラにも登場した有名な「菅原大神」(千葉県)

菅原道真公をお祭りし、学業成就の神として全国に多く鎮座している菅原神社ですが、千葉県銚子市にある菅原大神は、その中でも子宝神社として有名になった少し珍しい神社です。
かつて近くの「御産宮(ごさんみや)」が江戸後期以前に損壊された時、そちらに納められていた大小様々な「子産石」と呼ばれる丸石約90個を、菅原大神の拝殿へ移したのが始まり。
1985年に朝ドラ「澪つくし」で取り上げられ、全国的に有名になり、今も多くの参拝者を集めます。
石に触れるとご利益がある、石をお腹に抱いて祈ると子が授かる、と伝えられ、ご祈祷の際には3つの丸石が拝殿の前に置かれますが、石に触れられるのは年に2回、2月25日と11月25日の春秋の例祭の時のみ。
普段は無人となりますので、日を確かめて訪れましょう。

子授け祈願ならここで間違い無し!「御胎内神社」(静岡県)

1707年の富士山噴火の際に溶岩で覆い尽くされた大地。
長い年月をかけてゆっくりと緑が茂り、豊かな自然が育まれて「御胎内清公園(おたいないせいこうえん)」が生まれました。
その中にある御胎内神社に参拝し、溶岩で形成された一周68.1mの長い洞窟を通ると、子授けの御神威が訪れると言われています。
天然記念物にも指定されている洞窟は、人体の内部に似ているところから「御胎内」の名が付いており、産道に似た洞窟内を通り抜けて行きます。
「父の胎内」側から入って「母の胎内」へ進み、産口を経て出口へ向かいますが、中は真っ暗で明かりがなく、場所によっては地に手をついて進むほど狭いところもあります。
懐中電灯などを持ち、汚れても良い服装で出かけましょう。

脳科学の研究では、切なる願いを神様に届けられるパワースポットでお参りすれば、ストレスが解消され、リラックス効果を得られることが分かっています。
子宝神社は、子供を授かる時に備えて、夫婦の心身を整える役目も果たしてくれる心強い存在なのですね。
神社に手を合わせる時は、望みを伝えるだけでなく、神様への感謝もお伝えしましょう。パートナーや家族の幸せを願ってもいいでしょう。
自分以外の人の幸せを祈れる心や、温かな心で参拝するほど良いパワーを得られると言いますから、どうぞゆったりとした気持ちで、ご利益ある神社へ足を運んでみてくださいね。

結婚式場のゴスペル隊で歌っていた経験あり。音楽はすべての人生に寄り添ってくれる大切な宝物。再婚夫婦と猫2匹、涙あり笑いありの賑やかな暮らしです。

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